学校の勉強で分からない所をそのままにしておいた結果、苦手意識が強くなり、その教科が嫌いになってしまったという経験がある方もいるでしょう。今回は、小学3年生で社会に苦手意識を持っている子供に向けて、プリントからドリルやアプリ、Webサービスまで、おすすめの学習教材をご紹介します。
もくじ
小3社会の範囲はどこ?
自宅学習で使用する教材を選択する前にまず知っておきたいことは、小学3年生の社会の学習範囲でしょう。
文部科学省の学習指導要領「生きる力」によると、小学3~4年生の学習目標は以下のように定義されています。
(1) 地域の産業や消費生活の様子,人々の健康な生活や良好な生活環境及び安全を守るための諸活動について理解できるようにし,地域社会の一員としての自覚をもつようにする。
(2) 地域の地理的環境,人々の生活の変化や地域の発展に尽くした先人の働きについて理解できるようにし,地域社会に対する誇りと愛情を育てるようにする。
(3) 地域における社会的事象を観察,調査するとともに,地図や各種の具体的資料を効果的に活用し,地域社会の社会的事象の特色や相互の関連などについて考える力,調べたことや考えたことを表現する力を育てるようにする。
(引用元:学習指導要領「生きる力」 | 文部科学省)
小3社会!苦手を克服!おすすめプリント教材5選
それでは、ここからさっそく小学3年生の子供が自宅で簡単に学習できる教材をご紹介します。まずご紹介するのは、無料で配布されているプリント教材です。ご自宅のプリンターなどで印刷することで、無料で、誰でもすぐに学習を開始することができます。
小学校やまぐちっ子学習プリント
「小学校やまぐちっ子学習プリント」は、山口県教育委員会が提供している学習プリントで、子供の学力向上を目的として、山口県内の先生たちによって作成されています。対象は小学3年生から中学3年生までとなっており、社会だけでなく、算数、理科、国語、英語などの教材も配布されています。
プリントは、自分で問題に取り組む学習プリントと、みんなで一緒に考えるチャレンジ学習プリントが用意されています。どちらもプリント1枚の問題数は少なく、手軽に取り組める内容になっています。
参考
ドリルズの無料学習プリント
ドリルズの無料学習プリントは、ソフトウェアやアプリの開発会社である株式会社カエロンジャパンが運営する学習プリント投稿サイトです。対象は幼児から小学6年生で、国語、算数、理科、英語、社会、その他のカテゴリーで学習プリントが投稿されています。
また、11月30日時点で、すべての教科、対象学年合わせて1,303件ものプリントが投稿されており、子供の苦手な教科や単元に合わせてプリントをダウンロードすることが可能です。
参考
WEB問題(チャレンジシート)
「WEB問題(チャレンジシート)」は、北九州市教育委員会によって作成された問題集です。
社会だけではなく、国語、算数、理科、さらには音楽、家庭科の学習プリントまで配布されています。特に社会については、小学3~6年生までの問題が配布されており、配布されているプリントも内容が絞り込まれていて取りかかりやすいでしょう。
参考
チャレンジシート小学校版| 北九州市立学校・幼稚園ホームページ
小学校関係者が作成した作成学習用プリント | 5つ星学習プリント
東京ベーシックドリル
「東京ベーシックドリル」は、東京都教育委員会によって作成された学習プリントで、国語・算数・数学(小学1年生から中学1年生まで)、社会・理科(小学校3~4年生)、英語(中学1年生)の基礎的な学習内容と知識を身につけます。
特に社会は、「地図」と「発展」というカテゴリーがあり、発展では日本の地方や国土とともに、東京都と外国とのつながりなどを学習することができます。
参考
ドリルの王様
小学生向け「ドリルの王様」シリーズでは、一部を無料公開しています。ドリルは子供が苦手に感じやすい内容を中心に作成されており、2020年度からの新学習指導要領にも対応しているようです。無料公開されている内容が気に入れば、書籍の購入も検討してみると良いでしょう。
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