漢検準1級の合格率は?合格するための勉強法とおすすめ問題集も!

漢検準1級の合格率はおよそ6~22%です。また、合格基準は200満点中80%とされています。今回の記事では、合格するための勉強法とおすすめの問題集をご紹介します。漢検の内容や配点についても触れていますので、勉強を始める前の参考になさってください。

漢検準1級の合格率とレベル

漢検準1級の2018年度と2017年度の合格率は、6.3~22.6%で推移しています。検定回によって幅がありますが、平均合格率が50~60%の漢検の中では、合格率は低いといえます。

開催年度 受検者数 合格者数 合格率
2018年度 第3回 5,049人 1,094人 21.7%
2018年度 第2回 4,779人 368人 7.7%
2018年度 第1回 5,136人 326人 6.3%
2017年度 第3回 4,945人 455人 9.2%
2017年度 第2回 4,376人 988人 22.6%
2017年度 第1回 4,793人 781人 16.3%

また、漢検準1級のレベルは大学生・一般程度とされており、漢字数は約3,000文字です。常用漢字数が2,136文字なので、高校卒業までに学習する漢字数よりも多いことが分かります。なお、合格基準は200点満点中80%とされています。

参考

平成30年度 受検データ|日本漢字能力検定協会

平成29年度 受検データ|日本漢字能力検定協会

漢検準1級の出題範囲と内容

漢検準1級の出題範囲は下記のとおりです。200点満点中、漢字の書き取りが50点を占めており、全体の25%になります。また、故事・ことわざや同音・同訓異字なども書き取りの要素があることを考えると、書き取りの力が全体の6.5割を占めていることが分かります。

  • 漢字の読み
  • 漢字の書き取り
  • 故事・ことわざ
  • 対義語・類義語
  • 同音・同訓異字
  • 誤字訂正
  • 四字熟語
出題内容 細かい区分 配点
漢字の読み 音読み 1点×20
訓読み 1点×10
常用漢字の表外の読み 1点×10
熟語の読み 1点×10
文章中の読み 1点×10
漢字の書き取り 漢字の書き取り 2点×20
文章中の書き取り 2点×5
故事・ことわざ 故事・ことわざ書き取り 2点×10
対義語・類義語 2点×10
同音・同訓異字 2点×5
誤字訂正 2点×5
四字熟語 四字熟語 2点×10
四字熟語の意味選択と読み 2点×5

参考

問題例|準1級検定問題|日本漢字能力検定協会

漢検準1級の勉強法

では、漢検準1級で80%以上を取って合格するには、どのような勉強法が効率的なのでしょうか。ポイントは、基礎力を定着させるための反復練習です。

基礎力を高めるために問題集を最低2周する

多くの勉強に共通していることですが、基礎力を高めるためには暗記することが欠かせません。暗記することに焦点を当てると、人間は忘れる生き物であるということがよく分かります。エビングハウスの忘却曲線によると、20分後に約4割、1時間後に約6割、1日後には約7割のことを忘れています。

この「忘れる」ということを大前提に考えると、「思い出すこと」に焦点を当てて勉強することが大切です。つまり、繰り返し勉強することで記憶を定着させるのです。1日で完璧に覚えようとしても1日後には7割忘れてしまいます。それならば、目に触れる機会を多くしたり、毎日時間をかけずに思い出す練習をしたりした方が記憶の定着は良くなります。

勉強した内容が意識しなくても復習できる仕組みになっている問題集もありますが、それでも最低2周はするようにしましょう。できれば、3周、4周と重ねていってください。そうすることで、確実に思い出せる漢字が増えていると体感できます。

実践問題に取り組んで間違いをつぶしていく

漢検準1級の中で、満点を目指すことができるのは、四字熟語や対義語・類義語、故事・ことわざです。これらの問題は、量をこなせば網羅することができます。

また、実践問題の量をこなすことで、自分が間違える漢字をあぶりだすことができます。1つの問題集を2周以上して、6割ほど正解できる基礎力が身についたら、実践問題をこなしていきましょう。地道な作業ですが、確実な得点アップにつながる勉強法です。