語彙力を高めて言葉を紡ぐ ~おすすめの語彙力アプリ8選~

近年、ネット社会のスラングや若者言葉などが横行し、本来の美しい日本語が損なわれつつあります。子供たちも情報社会に操られる中で、語彙力が低くなり、表現に使う言葉が画一化されてしまう傾向にあります。

この記事では子供の語彙力を高めるアプリをご紹介します。家庭で簡単にできるものばかりですので、ぜひゲーム感覚で試してみてください。

語彙力とは?

語彙力の低下……そもそも『語彙力』とはどのような力なのでしょうか? アプリをご紹介する前に、『語彙力』というものについての理解を深めていきましょう。

語彙力とはどういうもの?

『語彙』とは言葉や単語を表す言葉です。『語彙力』とは語彙をどれだけ知っていて、その語彙をどのくらい使えるのかという能力のことをいいます。

語彙力の高い人は、物事の様子や自分の感情などを的確に表現することができます。しかし語彙力の低い人は、例えるなら「ヤバい」という単語で「かわいい」「すごい」「危ない」などの単語をすべて表そうとします。日本語は世界中の言語の中でも難易度の高い言語だといわれています。正しい日本語の言葉や単語をうまく使いこなせるかどうか、それが語彙力なのです。

語彙力を高めるメリット

語彙力を高めるメリットはたくさんありますが、なかでも大きなメリットとして挙げられる3つをご紹介しましょう。

コミュニケーション能力が高くなる

語彙力が高いと、自分の気持ちだけでなく、相手の気持ちを表現することにも長けてきます。また礼儀をわきまえた正しい言葉遣いができることで、相手を不快にさせることもありません。TPOにあった的確な言葉選びができるため、コミュニケーション能力はグンと高くなります。

文章力がつく

文章が苦手という人は、多くの場合語彙力が低いことが考えられます。特に感想文などを書いた場合、「おもしろかった」だけで、どのようにどんなところがおもしろかったのかを上手に説明できないのです。語彙力の高い人は、感想や意見をさまざまな表現で書くことができます。そのため読み手にも伝わりやすい文章を書くことができ、長文でも難なくこなすことができるのです。

教養が身につく

日本語が難しいのは、微妙な表現や曖昧な印象を与える表現が多いからだといわれています。微妙さや曖昧さをどう表現するのかは、語彙力にかかっているといっても過言ではないでしょう。多くの言葉や表現を知るということは、同時に教養が身につくということです。漢字の読み書きや四字熟語、比喩の表現などを知ることで、わかりやすく的確な日本語を使いこなせるようになるのです。

語彙力が低いとこうなる

たかが語彙力が低いくらいで……と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、語彙力の低さは思わぬ弊害を招くことがあります。

頭が悪いと思われる

何でもかんでも「ヤバい」「かわいい」「すごい」しか言わない人を、周囲の人はどう思うでしょうか? 同じ年代の人だけであれば通用するかもしれませんが、社会に出た途端『正しい日本語が使えない人』『きちんと勉強をしてこなかった人』などと思われてしまいます。なかには『この人は勉強ができないんじゃないか』と勘繰られてしまうことも。あまりにも語彙力が低いと『頭が悪い』というレッテルをいつの間にか貼られてしまうのです。

雑談ができない

雑談は簡単なようで難しい、言葉のキャッチボールです。会話の中であまりにも語彙力が低いと、相手はとても不快な印象を持ってしまいます。何を言っても同じ答えしか返ってこないのであれば、これは当然です。相手の話に合わせる相槌一つにしても、ちょっとした言葉遣いで俗にいう『上から目線』になってしまうと、好印象を与えることはできません。雑談ができなければ、コミュニケーションを取り続けることは難しくなります。

自分に自信が持てない

自分の気持ちや感想を上手にアウトプットできない人は、どうしても自分を卑下してしまう傾向があります。誤解を生んでしまうことが多いため、相手との関係が気まずくなり『そんなつもりで言ったんじゃないのに』『自分の気持ちがうまく伝わらなかった』など、失敗体験を積み重ねてしまいます。そのうちに自分に対して自信が持てなくなってしまう可能性もあるのです。