まなびwithってどんなサービス?
まなびwithの概要
まなびwithは、幼稚園から小学校の9年間で学習の基盤となる基礎学力固めと、学びのコツを掴むことを目的とした通信教育です。主に幼稚園と小学校で学ぶ内容とサービス概要は、以下のとおりです。
1ヶ月の料金 | サービス概要 | |||
毎月払い | 半年一括 | 1年間一括 | ||
3~4歳 | 2,310円 | 2,156円 | 2,117円 | 主に「ことば・もじ」、「かず・かたち」、「たいけん」、「ちえ」の4つの切り口から学ぶことの楽しさを知る内容となっています。また、「図鑑」と連動したページで疑問を解決したり、答えや考え方が複数あるパズルに挑戦したりということを通して、自ら学び、考える力を育む内容になっています。 |
4~5歳 | 2,585円 | 2,412円 | 2,369円 | |
5~6歳 | 2,585円 | 2,412円 | 2,369円 | |
小学1年 | 3,685円 | 3,439円 | 3,378円 | 基礎的な学習内容に加えて、「作文」「読解」「文章題の図化」「図形」に力を入れた学習内容になっています。教科書に準拠した内容ではなく、オリジナル教材で子供の学ぶ力を育てます。また、教材には社会に出てからも必要となる論理的思考力を育てるパズルのような問題も含まれています。 |
小学2年 | 3,740円 | 3,490円 | 3,428円 | |
小学3年 | 4,015円 | 3,746円 | 3,681円 | |
小学4年 | 4,675円 | 4,362円 | 4,286円 | |
小学5年 | 5,225円 | 4,876円 | 4,789円 | |
小学6年 | 5,555円 | 5,184円 | 5,092円 |
(年少~年中会費シミュレーション | まなびwith、小学生会費シミュレーション | まなびwith、まなびwithの特徴 | まなびwithより筆者作成)
前サービスであるドラゼミとの4つの違い
まなびwithの前身として、小学館ではドラゼミという通信教育を展開していました。ドラゼミの受講を検討していた、あるいはドラゼミを受講していた場合、気になるのはドラゼミとの違いでしょう。主な変更点は、以下の4つです。
①価格が上がる
ドラゼミよりも、まなびwithの方が受講料が値上がりします。特に小学6年生において、ドラゼミでは4,737円であった受講料が、まなびwithでは5,555円と約800円も値上がりしています。
②解説動画が無料化
今まで有料であった有名塾講師による解説動画が無料になりました。
③キャラクターが代わる
ドラゼミといえば、ドラえもんがイメージキャラクターでしたが、まなびwithではオリジナルキャラクターに変更となりました。また、コンテンツの中では子供に人気の名探偵コナンも登場します。
④学習教科に思考が追加
2020年の教育改革で重視される「思考力」「判断力」「表現力」を「かんがえる力」「ひらめく力」「つたえる力」と再定義して、教材の見直しが行われています。具体的には、ドラゼミの学習教科は国語・算数・理科・社会・英語でしたが、まなびwithでは新たに思考が学習範囲に追加されました。
多少の費用増加はあるものの、新しくコンテンツも追加されるため、より良いサービスになったといえるのではないでしょうか。
参考
ドラゼミ刷新、通信教育「まなびwith」11/1より申込開始 | リセマム
「ドラゼミ」は退会すべき?|「まなびwith」の口コミ│よりいく
【まなびwith】ドラゼミと何が違うの?添削はあるの?資料請求して比較しました | ホムスタ
まなびwithの4つの特徴
考える力を伸ばす
まなびwithでは学習教科に思考があり、小学舘によると「未知の問題や正解のない課題に試行錯誤しながら楽しく答えを導き出せる力」を伸ばすことに着目した内容となっているそうです。
特に「思考の達人ツール」と呼ばれるオリジナル教材では、ベン図やくま手図、XYチャートなどの思考ツールを学ぶとともに、ツールという型を飛び出して考える力を身につけることができます。また、論理的思考力を鍛える論理力(プログラミング的思考)トレーニングもあり、ルールや条件に従って考えたり、複雑な情報を整理するトレーニングも可能です。
楽しく学ぶ習慣をつける
まなびwithは単に基礎学力を向上させるだけではなく、楽しく学ぶ習慣をつける内容になっています。例えば「ナゾトキ学習」では、東京大学の生徒を中心とした謎解き製作集団「AnotherVision」監修の謎解き問題が出題されます。謎を解き明かす楽しさは学習のきっかけになるとともに、考える力を身につけることが期待できます。
また、学習内容の中には、図鑑を自分自身で調べて考える内容もあり、これは自ら学ぶ楽しさを知るきっかけにもなるでしょう。
新学習指導要領で重視される総合力の強化に対応
小学館によると、新学習指導要領では基礎学力(知識や技能)を活用できる「総合力」を身につけることが重要視されているそうです。そのため、まなびwithでも知識や技能を組み合わせて、実生活や異なる教科で活用する力を身につける複合教科問題が導入されています。
デジタル教材で学びをサポート
有料オプションサービスになりますが、まなびwithでは算数特化のAI型教材「withQubena」が用意されています。これはAIが子供の学力を分析し、苦手な問題などが理解できるまで、子供のレベルに合わせた問題を出題してくれるシステムです。算数が苦手な子供や、さらに算数に取り組みたい子供、どちらにもおすすめの教材といえるでしょう。