行動力がある人の11の特徴
行動力は幸福な人生を歩む上で大切なものであると述べましたが、実際に社会の中で行動力があると考えられている人にはどのような特徴があるのでしょうか。
特徴1:目的がシンプルで明確
行動力のある人は、目的を明確に持っています。そしてその目的は、感情や主観などを排除して、徹底的にシンプルに設定されています。
余分なことを削ぎ落とした目的が決まっていると、進むべき道がおのずと見えるため、目的達成の手段に迷いやためらいが少なくなります。
特徴2:優先順位が決まっている
長期的な目的を達成するためには、計画や手段を決めて短期的な目的(スモールステップ)を達成していく必要があります。行動力のある人は、目的の達成イメージが鮮明で、達成期限が決まっていることが多いです。
このように成すべき優先順位が決まっていると、余計なプロセスにこだわることがない上、周囲の影響を受けずに集中して行動することができます。
特徴3:気持ちの切り替えがうまい
すべての行動が完璧な成功をおさめられるということはありません。短期的、長期的にも、思っているような成果を挙げられないことは往々にしてあります。
そんなとき、行動力のある人は気持ちを切り替えるのがとても上手です。惰性で動いてしまいがちなときは初心にかえって意欲を奮い立たせ、失敗した場合は行動をチェックし直してアプローチの仕方を変えるなどの工夫をします。このように、気持ちの切り替えをすることで常に前に進む行動力を失わずにいることができます。
特徴4:自己肯定感が高い
自己肯定感を高める研修・セミナー・講演活動を行う日本セルフエスティーム普及協会は、自己肯定感について次のように説明しています。
そのままの自分を認め受け入れ、自分を尊重し、自己価値を感じて自らの全存在を肯定する「自己肯定感」の感覚は、何ができるか、何を持っているか、人と比べて優れているかどうかで自分を評価するのではなく、そのままの自分を認める感覚であり、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在」だと思える心の状態が土台となります。
(引用元:自己肯定感とは?|一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会)
つまり、行動力のある人は、自分の感情や意思を自ら尊重することができるため、自信を持って判断することができます。