美大受験の子はレベルが違う
軽い気持ちで美術部に入ったものの、隣で絵を描いていた生徒のレベルが高かったということも美術部あるあるの1つです。歌や楽器などでも才能の差は感じるものですが、絵を描く場面でも才能の差を感じやすいといいます。自分では絶対に描けないようなデッサンを簡単に描いてしまったり、コンクールなどで入賞したりなど、美大受験を本格的に目指している生徒が同じ部活にいると、才能の差を感じてついつい他人と比較しがちになってしまうようです。
「何か描いてみて」と言われる
美術部あるあるネタで最も共感が多いネタが、ほかの生徒から「何か描いてみて」と言われることです。学校行事などではクラス用の展示物や掲示板用の貼り紙の挿絵を頼まれるというケースも少なくないようです。また、「美術部って何してるの?」と聞かれ、「絵を描いてるよ」と答えてしまうと、「どんな絵を描いてるか見たい!」という会話パターンになるといいます。自分の絵に自信がある場合は大丈夫ですが、「何か描いてみて」と言われて思わず不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。
石膏像に親近感を感じる
美術部に置いてあるものといえば、石膏像です。そのため、美術部員は石膏像に親近感を感じ、あだ名を付けたりすることもあるようです。SNSのプロフィール画像で石膏像を設定する部員も少なくないかもしれません。石膏像はデッサンや考古学の資料はもちろん、美術館の展示物として使われてきました。美大の入学試験に出題されることもあるため、石膏像のデッサンを練習する学生もいるようです。
美術部でやりがいを感じる瞬間は?
美術部あるあるについてご紹介しましたが、美術部でやりがいを感じる瞬間とはどんなときなのでしょうか。東海大学付属相模高等学校・中等部のホームページでは、美術部員のコメントが下記のように紹介されていました。
Q.部長が美術部を選んだ理由は何ですか?
A. 元々絵を描くことが好きだったことや、見学した際の先輩方の優しい対応、そしてたくさんの素敵な作品を見て憧れたからです。
Q.どんなところにやりがいや楽しさを感じますか?
A.自分の努力が実った時や、仲間と共に“画力向上”という目標に向かうところに楽しさを感じます。
(引用元:美術部|東海大学付属相模高等学校・中等部)
白紙の状態から自分の想像力を使って作品を作り上げることに、美術部のやりがいを感じるといいます。入部当初は絵を描くことが苦手でも、仲間と一緒に意見交換をしながら絵を描くことで協調性を養い、想像力を高めていくことができるでしょう。
美術部あるあるは共感するポイントがたくさん!
美術部ならではのあるあるネタは、今回ご紹介したネタ以外にもたくさんあることでしょう。「絵を描いてみて!」と言われたり、石膏像のデッサンに取り組んだりと、美術部にしか分からないネタに思わず「それ私もしたことある!」と共感する方も多いのではないでしょうか。今回の記事を参考に、美術部あるあるネタで会話を弾ませてみてはいかがでしょうか。
参考
美術部|文化部|部活動|中等部のご案内|東海大学付属相模高等学校・中等部
【あるある】白色が常に足りない!?「美術部あるある」まとめ【部活】 – NAVER まとめ
短時間で集中し制作 奈良高校美術部「鍋パーティーで一体感高めます」|高校生新聞オンライン|高校生を応援するニュース・情報サイト
デッサンで石膏像を描く時の考え方とは?|ピリカアートスクール