四谷大塚の入塾テストの難易度は?概要や対策を紹介 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

四谷大塚の入塾テスト対策について

四谷大塚の入塾テストは合格率が50%と比較的難易度が高いことから、テスト対策をしっかりする必要があります。まずはテストの内容について理解し、入塾するために対策を練ることが大切です。ここでは入塾テストの主な内容や主なポイントについて紹介します。

入塾テストの内容は年齢によって異なる

小学1年で四谷大塚に入塾する場合は、具体的な科目ではなく、「考える力を見る問題」が出題されるといいます。小学2、3年ではともに国語と算数の問題が出題され、テスト時間が小学2年が20分ずつ、小学3年は30分ずつとなっています。また、小学4年は小学3年と同様に国語と算数の問題が30分ずつとなっていますが、小学5、6年になると国語・算数・理科・社会の4教科が入塾テストの科目となり、国語と算数は45分、理科と社会はそれぞれ25分ずつと制限時間が変わります。入塾のボーダーラインは上位50%のみとなっているため、他の受験者の成績に大きく影響されることになります。

全国統一小学生テストの結果によっては入塾できる

四谷大塚では、全国統一小学生テストを受けることが可能です。連続して受験することで学力の成長を知ることができ、子供のモチベーションへとつなげることができる効果的なテストです。四谷大塚では、全国統一小学生テストを受験して合格基準をクリアした場合、四谷大塚への入塾資格を与えています。そのため、小学校低学年からテストを定期的に受け、成績が標準と比べてどの程度の位置にあるのかを把握することで、四谷大塚の入塾テスト対策にもなります。

一度入塾テストを受けて学習サポートを受ける

四谷大塚の入塾テストの対策として一番効果的なのが、まずは一度入塾テストを受けて結果を受け止め、四谷大塚から学習サポートを受けることです。どの分野が苦手なのか、どのように勉強したらいいのかなど、個人の成績をもとにアドバイスを受けることができるため、入塾テスト対策がしやすくなります。無料体験授業などもあるため、積極的に参加してテスト対策に備えるのがいいでしょう。

基礎学力を定着させる

入塾テストでは国語は長文問題、算数は応用問題が出題される傾向があるため、学校のテストとは異なり、戸惑うこともあることもしれません。 また、漢字の読み書きの場合はまだ習っていない内容が出題されることもあるため、まずは基礎学力を定着させるよう意識しましょう。基礎が分かってきたところで先取り学習ができるような市販の参考書を購入して勉強し、テスト対策につなげましょう。長文問題や応用問題は、参考書で繰り返し解くことで、コツがつかめるようになります。

四谷大塚が選ばれる理由とは?

四谷大塚の入塾テストに何度も受けるという方も珍しくないようですが、そもそも、四谷大塚が選ばれる理由とは何なのでしょうか。その理由として最初に挙げられるのが、四谷大塚の合格実績です。合格実績として名を連ねる中学校には、難関中学校と呼ばれている有名学校が多くあります。さらに、指導力の質の高さの証明するものとして、四谷大塚と同じグループの予備校では現役東大合格率が日本一という実績が挙げられます。生徒のレベルが高く、さらに質の高い授業を受けられるという点が、四谷大塚が選ばれる理由といえるでしょう。

四谷大塚の入塾テストは対策もしっかりと行おう

四谷大塚の入塾テストは、合格率50%と決して簡単なものではありません。学年によって科目やテスト時間が異なり、上位50%のみが合格する難しいテストです。テスト対策としては、まずは一度入塾テストを受けて傾向を知る、もしくは全国統一小学生テストを受けて実力を高めていくことなどが挙げられます。中学受験を控えている方で四谷大塚の入塾を検討している方は、入塾テストの対策もしっかりとしておきましょう。

参考

中学受験塾|四谷大塚ドットコム|でてこい、未来のリーダーたち。

入塾テストって何を準備すればいいの?|インターエデュ

四谷大塚の入室テスト | 中学受験の覚書

四谷大塚の入塾テストの難易度と合格率は?対策や過去問の入手方法も解説! | 徒然なる月乃物語

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