開智中学校の併願校
開智中の受験を検討するときに、一緒に考えておかないといけないのが併願校です。
こちらの中学校の場合は、レベル別の複数回の受験ができるので、受験先の選択肢が比較的に多いのが特徴。また、2月頭に行われる東京の私立中を受験する前の場慣れの目的として、年明けに入試を実施する開智中の受験を検討するというケースもあります。
この章では、開智中の試験日程・レベル・エリアの観点から男女別の併願校について紹介をします。
男子
埼玉:栄東中、さいたま市立浦和中、城北埼玉中、埼玉大学教育学部附属中
東京:立教池袋中、学習院中等科、城北中
女子
埼玉:栄東中、さいたま市立浦和中、淑徳与野中、埼玉大学教育学部附属中
東京:立教女学院中、成蹊中、大妻中野中
参考
開智中学校の教育カリキュラムの特徴3つ
開智中が展開している教育について紹介します。
2つのタイプへのクラス編成で生徒の資質を引き出す
開智中では、先端クラスと一貫クラスの2つタイプのクラスで編成。いずれのクラスも生徒たちは、自分に最適な学びの中で創造力や発信力を育みます。クラスの情報については以下の通りです。
先端クラス
開智中の先端クラスは、生徒が主体となり、自ら考え学び、そして授業を作り上げていきます。生徒同士で学び合うことや、共同して学習することにも重視。
また、学年ごとで「聞く力」「伝える力」「視野を広げる力」など、生徒たちが習得したいテーマをピックアップし、実行しています。
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一貫クラス
開智中の一貫クラスでは、生徒たちがじっくりと取り組み、知識を着実に習得することを目的とした探求型の授業を展開。授業の中で、意欲的に学ぶ力をつけることも大切にしています。
そして、対話式の授業を積極的に展開し、「学ぶことが楽しい」と実感できるような授業も導入しています。
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探求テーマの繰り返しで考え抜く力を育む
開智中では、生徒たちが世の中で起きている(起きた)事柄の疑問を自分で見つけ、それに関する自分なりの仮説を立て、徹底的に考察する力と検証をする力をつけるよう尽力。ほかにも実験や観察の授業でも考え抜く機会を与えています。
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フィールドワークで自ら考える力を伸ばす
開智中は、前述の探求ワークと並行して校外で行われるフィールドワークも行っています。中学1年から2年では、磯や森へ出向き、本やネットの情報ではなく自然そのものから自ら学び、探求力と考え抜く力を育みます。
そして、中学3年では関西圏へ行き、京都府庁や関西の企業組織などを訪問。社会的な資源を活用したフィールドワークを展開。このように学年が進むにつれてフィールドワークの質が高くなります。
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