学生時代に部活動に参加する人はとても多いです。運動部・文化部などさまざまな部活動がありますが、その部活動ならではの「あるある」は、経験者の共感を呼びます。
野球は日本人に人気のあるスポーツの1つ。子供だけではなく親御さんにも野球部出身者の方は少なくないはずです。そこでこの記事では野球部に関する「あるある」をまとめました。数多くある「あるある」の中から共感度の高いものをピックアップしてご紹介します。
野球は好きですか?
野球を好きな人には2つのタイプがあります。1つ目は自分で実際に野球をプレーする人、部活動やチームに所属して野球を楽しんでいる人です。2つ目は自分では野球はしないけれど、高校野球やプロ野球などの観戦が好きな人です。毎年夏になると、甲子園では全国高等学校野球選手権大会が開催され、大学生になると全日本大学野球選手権大会や明治神宮野球大会があります。国際試合では「侍ジャパン」が大活躍し、日本全体を盛り上げています。
野球を楽しむ方法は人それぞれですが、野球が多くの人を惹きつける魅力あるスポーツであることに変わりはありません。
野球部あるある・中学編
ではいよいよ野球部あるあるをご紹介します。まずは中学編から……。
いきなりの坊主に驚く
野球部の代名詞ともいえる坊主頭。小学校の頃はあまり坊主になじみのなかった子供が、野球部に入部すると同時に必然的にやってくるのがこれです。頭の形の良さにあらためて驚いたり、人から「気持ちいい~」とグリグリなでられたりなんてことも。人生初体験という子供が少なくないようです。
3年生は神
年功序列のしっかりしている運動部。小学校では「上級生」というだけだった意識が「先輩」となるとガラッと変わります。特に新入生にとっての3年生は「神」に近い存在。恐れ多くて話ができないなんていうこともあります。
足の速い子が陸上部にスカウトされる
中学校の部活動は新入生にとって初の経験です。何部に入ろうか悩む子供もいますし、小学校の頃から続けているスポーツの部活に入ろうと決めている子供もいます。そんな中必然的に注目されるのは運動能力の高い子供。特に足が速い子供は陸上部にスカウトされることが多くあります。自分は野球部に入ろうと思っていても、足が速いというだけで陸上部から声がかかることもしばしばあります。
野球部あるある・高校編
中学3年間を野球部で頑張り、高校でも続けようと野球部へ入部……。なかには推薦で高校入学を決める子供も出てきます。そんな高校野球部のあるあるを見ていきましょう。
坊主でも眉毛にこだわる
高校でも野球部は坊主がほとんどです。無我夢中だった中学時代に比べて少々おしゃれ心が出てくる高校時代。坊主頭は絶対に回避できないので、そのおしゃれ心は眉毛に向かいます。確かに高校野球などの選手を見ていると、眉毛がとてもきれいに整えられている選手が多数……。坊主頭でもおしゃれ心を忘れないのは、この年頃ならではといえるでしょう。
夏までに部員が減り続ける
高校の運動部に入部した子供が言うのは「中学の頃とは比べものにならない」という練習量です。特に強豪校などの場合は、中学の頃とは雲泥の差……。練習内容もハードで、勉強どころではないといった生徒も出てきます。学校の方針で全員入部が原則という中学などもありますが、その分練習や試合数も考慮されたものになっていました。対して高校では、体力も精神力も付いて行かず泣く泣くあきらめるという生徒が夏までに続出します。
教育係という2年生部員がいる
人数の多い野球部などでは、新入生に対して「教育係」という2年生の存在があります。各部活動のしきたりや1年生の役割などを教えてくれるありがたい存在です。なかには1対1で先輩が教育係になるというケースも。優しく教えてくれるのか、厳しい姿勢なのかによって1年生の雰囲気も必然的に変化します。
「甲子園の夢は後輩に託します」という先輩の言葉
高校野球の目標は、甲子園出場。ほかの部活でいう全国大会ですので、野球をやる以上は高校球児は甲子園を目指しています。夏の甲子園で3年生は引退になりますが、甲子園に出場できなかった3年生がよく言うのがこのセリフ。自分たちの夢を後輩に託す……。これも運動部ならではのあるあるといえるでしょう。
野球部あるある・監督編
野球部の監督はいろいろな存在の人がいます。外部に委託している専門の監督、学校の先生が兼任している監督……。どちらにしても部員にとっては恐るべき存在であることに代わりはありません。
監督の乗っている車の車種とナンバーは記憶必須
監督が車を使用している場合、部員たちは監督の乗っている車を必ず覚えています。ナンバー・車種・車の色など「来たらすぐに分かる」のが常識。いろいろな意味でスイッチオンしなければいけないので、車の記憶は完璧です。
ノックのときは監督の言っていることがほとんど聞こえない
野球部の練習中に行われるノック。自分たちも大きな声を出している上に、かなり距離のある状態です。そこで監督が何かを言いながらノックをしていても、周囲の音にかき消されて何を言っているのか分からないのが本音。ただし返事をしないことには始まらないので、一応返事のように声は出してしまいます。
監督不在の練習はやたらテンションが上がる
監督の存在は良い意味でも悪い意味でも選手たちの気分を左右します。特に厳しい監督の場合は、いるのといないのとでは選手たちのテンションが違います。それでなくても厳しい練習ですが、監督がいないと何となくホッとしてしまう……。先生のいない自習時間のような解放感が漂います。