小学校3年生の国語の授業内容、勉強法、おすすめ問題集を紹介! - cocoiro(ココイロ)

小3の壁と言われるように、学習の難易度が一気に上がるのが、小学校3年生。とりわけ国語は、習う漢字の量が増えたり、文章題で問われる理解度が一気に上がったりと、気を付けていきたい教科。

今回は、小学校3年生の国語の授業内容や勉強法、おすすめの問題集などを紹介します。

小学校3年生国語の主な授業内容

まずは、小学校3年生の主な授業内容を見ていきましょう。

漢字

小学校3年生で習う漢字の数は、200字。小学校3年生の国語では、新しく習う200字やこれまでに習った漢字の読み書きをしっかりと行い、文章の中で使っていく練習をします。

漢字の音と訓

4月頃から習う漢字の音と訓は、それらの特徴を知り、これまでに習った漢字の中で、「音」と「訓」のどちらが使われていたかを確かめていくもの。また、国語の授業では、教科書や国語辞書から集めた漢字を用いて、短文を作り、使い分けの練習をしていきます。

漢字のへんとつくり

漢字の「へん」と「つくり」は、9月頃に習うもので、「へん」や「つくり」の名前や意味を理解することから学習がスタートします。授業では、これまでに習った漢字を「へん」や「つくり」で類別してノートにまとめる、グループで類別した漢字を紹介しあうといった活動を通して、「へん」や「つくり」の基礎的な事柄を理解していきます。

国語辞典の使い方

小学校3年生で習うのが、国語辞典の使い方。言葉の意味や違いなどを国語辞典で調べていくことで、言葉を理解し、辞書を引くことに慣れていきます。

言葉の特徴や決まり

小学校3年生の国語では、初めて習う修飾語やこれまでに習った主語・述語など、言葉の特徴や決まりを覚えて分類することで、文章の構成を理解していきます。また、文章の構成を理解することで、説明している内容を整理し、まとめられるようにしていきます。

物語の感想を書く

物語の感想を書いていく授業がある小学校3年生の国語。小学校3年生では、物語の場面の移り変わりに着目して想像しながら読み、文を引用したり、まとめたりして感想文を書いていきます。また、感想について他の児童と交流しあうことで、人によって捉え方や感じ方の違いがあるということを知っていきます。

ローマ字

小学校3年生の国語で習うのが、ローマ字。ローマ字は、身の回りにある言葉からローマ字表記の言葉を探すことで、関心を持ち、ローマ字の読み書きについて学習をしていきます。そして、小学校3年生の終わり頃には、コンピュータでのローマ字入力の方法や変換の仕方を学び、コンピュータを利用しながらローマ字に触れていきます。

小学校3年生の国語におすすめの勉強法

ここからは、ご家庭で気になるところの1つでもある小学校3年生におすすめの勉強法について解説していきます。

字を丁寧に書く

小学校3年生では、字を丁寧に書くということに慣れていくことが大切。字を書くということを習慣付けしていくことで、次第に、学んだ内容を整理し、ノートにまとめることができ、正確に答えを理解していけるようになります。小学校3年生では、ノートのマス目に合わせて一字一字を丁寧に書き写す、分からない文章や言葉をノートに丁寧に書き写してみるなど字を丁寧に書くという学習を積極的に行っていくとよいでしょう。

辞典で言葉を調べる

小学校3年生では、国語辞典の使い方を学んでいきますが、ご家庭でも、国語辞書や漢字辞典、ことわざ辞典などに触れ、分からない言葉を積極的に辞書で調べていくとよいです。辞書で調べることで、児童は、言葉の意味や違い、性質を理解することができ、言葉を深く知るきっかけになっていきます。

内容を短い文章にまとめる

小学校3年生では、教科書を使い、書かれている内容をまとまりごとで短い文章にまとめていくことがおすすめ。短い文章を作成する際は、最も大切だと思う箇所を文章に入れていくことに気をつけ、内容を理解し、自分なりにまとめていく力を身につけていきましょう。