科学館に行くときの注意点
展示内容に配慮する
科学分野の展示は基本的に対象年齢は問わないものの、展示内容のなかにはやや高度で子供の年齢によっては事前の知識や説明が必要なものもあります。また、例えば「ミイラ」や「人体」など展示内容を子供が怖がる場合もあるでしょう。事前にサイトやチラシなどで少し説明をしてあげておくと、当日もより興味を持って楽しむことができるでしょう。
乳幼児が入れない展示もある
科学館では数は少ないものの、絶対に触れてはいけないものや触れると著しく人体に害をなすものが展示されている場合、未就学児は入場NGのものもあります。3歳児や6歳児以上、など年齢で明確に規定しているものもあります。案内には明記しているはずですので、必ず事前に確認しておきましょう。
持ち物に注意する
怪我をしたときの絆創膏や転んだときに冷やせるものなど、外出時にはもしもの場合の備えをして出かけましょう。ほかにも、迷子になったときのために住所・氏名・連絡先を書いたカードを携帯させる、ぐずったときのためにおもちゃや移動用の小さい絵本を携帯する、特に夏期は水分補給できるようにする、など注意しておきましょう。といって心配しすぎて行きたくなるなるのも本末転倒ですし、失敗もいずれ思い出や経験になります。気持ちに余裕を持って出かけましょう。
どんな科学館があるの?
では具体的にどのような科学館があるのでしょうか。ご紹介しましょう。
総合的な科学館
自然や生き物、科学を扱う総合的な科学館です。企画展の割合が大きく、宇宙やロボット、生き物や実験などが人気テーマです。設立母体が国や自治体であることが多く比較的大きい施設のため、オムツ替えスペースや子供向けのワークショップなど子供に向けたサービスが豊富にあります。子供にまずさまざまなものに興味を持ってもらうという意味で訪れるのも良いでしょう。
特定のテーマの科学館
鉱石、水や近代技術など1つのテーマに特化して収集・展示している科学館です。興味・関心先がはっきりと決まっている子供や自由研究のテーマ探しをする場合は、こう言った特化型の科学館に行くのも良いでしょう。思う存分、調べて学習することができますす。
全国の科学館
いこ〜よ|全国の科学館のおでかけスポット
じゃらん|全国の科学館
科学館への親子でお出かけ、そのメリットを紹介しましたが、いかがでしょうか。科学館には体験型の企画展示が多く、子供によっては遊び場的な感覚で行けるところが多いのも事実です。また、科学館はたくさんのボランティア案内スタッフによって成り立っているところもあります。将来子供が科学に親しむ心を持って成長できるよう、たくさんチャンスを作ってあげましょう。