兄弟のスタディサプリ|どうして1人1アカウント制?
スタディサプリは小4〜高3の児童・生徒用に授業を展開しています。そのため小学生の子供であっても、高校生用の動画を視聴することが可能なのです。そうなると「兄弟の学年が違う場合でも、1つのアカウントを共有することができるのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし1人に1アカウントが必要なのには、いくつかの理由があるのです。今回はその中でも4つの理由について取り上げ、ご紹介していきます。
(1)個別に学習管理ができる
スタディサプリで授業動画を視聴する場合、視聴した動画の履歴が残ったり、受講した内容を管理するための画面が用意されていたりします。このシステムのおかげで、自分が学んだ内容を復習し、把握することができるのです。
兄弟で1つのアカウントを共有してしまうと、兄弟分の履歴や管理画面が混在してしまいます。そうすると、一人一人の学習状況を管理しづらくなるでしょう。
(2)一人一人の学習スケジュールを立てられる
そのほかにも、スタディサプリではどのようなスケジュールで学んでいくか、個別に計画を立てることも可能です。今日はこの講義、明日はこの講義と自分で決めることで、スケジュールを立てる力や掲げた計画をやりきる力をつけることにもつながるでしょう。
スケジュール管理は、1アカウントにつき1人分しか登録ができません。弟がきっちり計画を立てたとしても、兄が利用すると弟の計画が見れなくなってしまうのです。せっかくスケジュールを考えることができても、自分の計画内容が分からなくなってしまいます。
(3)まなレポで学習状況を把握できる
1人1アカウント制であることは、保護者にとってもメリットがあります。保護者は子供たちの勉強の状況を、「まなレポ」というレポートを通して把握することができるのです。
具体的には子供が何科目のどの講義を、どれくらいの時間視聴していたのかや、単元ごとに行われる確認テストでどれくらい正解できたかなどを確認することが可能です。かなり具体的に知ることができ、子供の学習状況を細かに把握することができます。
アカウントが混在してしまうと、誰がどのくらい学習したのかを把握しづらくなってしまいます。反対に、誰が学習をしていないのか、ということも把握できなくなりかねません。学習効果を高めるためにも、子供それぞれの学習状況を正確に把握することは大切です。
(4)「サプモン」を楽しむことができる
スタディサプリが子供に人気の理由のひとつに「サプモン」が挙げられます。子供たちは学習をしながら「サプモン」と呼ばれるモンスターを集めたり、育てたりして楽しむことができるのです。洋服や部屋の模様替えをすることもできるため、男女問わず遊ぶことができます。
サプモンを集めたりエサを与えたりするためには、コインが必要です。このコインをためるためには動画を最後まで視聴したり、問題を解いたりする必要があります。つまり、学習を進めなければサプモンで遊ぶことはできないのです。
子供の中にはゲームが好きな子供も多く、サプモンは子供たちの間で人気になっています。アカウントを共有してしまうとサプモンも共有になってしまい、自分の好きなようには遊べません。1つのゲームを共有しているのと同じ状態になり、場合によってはけんかになってしまうかもしれません。
また兄弟それぞれでサプモンを育成していけば、お互いのサプモンを自慢し合うこともあるでしょう。「お兄ちゃんの持っているモンスターが欲しいからコインをためたい」、「お姉ちゃんのサプモンが着ている洋服を手に入れたい」など、学習の入り口を広げることにつながることもあるでしょう。
おわりに
スタディサプリは個人に合った学習ができるよう、さまざまな工夫が凝らされています。そのため兄弟で利用する場合であっても、それぞれにアカウントを発行する必要があるのです。
プロの講師による映像授業、学習計画の管理、そしてその状況を親が把握することができるスタディサプリ。そしてこれらのサービスを、1人あたり月額約1,000円から利用することができるのです。月々の学習費用を抑えながら、兄弟でスタディサプリを楽しませてあげてはいかがでしょうか?
参考
「神授業」を大幅値下げで配信 学校単位の需要創|NIKKEI STYLE
塾・予備校サービスの料金相場と、実際にかけられる費用の差は50,000円以上じゅけラボ予備校で教育サービスに関するアンケートを実施|PRTIMES
会員登録した後で利用者(学習者)を追加したい場合、どのような手続きをとればいいですか?|スタディサプリ よくあるご質問
兄弟姉妹が1つのアカウントでスタディサプリを利用する裏技を検証してみた|STUDY FOR.
【ゲーム形式だから継続できる】スタディサプリ「サプモン」の魅力を紹介|STUDY FOR.
スタディサプリのまなレポを使えば保護者が子供の学習状況を把握できる|STUDY FOR.