ビタミンB1は食品から摂取しよう
ビタミンB1は水溶性ビタミンのため、多く摂取しても余分なものは排出されます。ただしビタミンB1が不足するとさまざまな症状を引き起こす可能性がありますので、ビタミンB1を含む食品を積極的に摂取するようにように心がけましょう。
豚肉
肉類に含まれる必須アミノ酸は人間の身体では作ることができません。豚肉はビタミンB群を多く含む食品であるため、積極的に食べたい食品の一つです。
おすすめのメニューは豚肉と玉ねぎを一緒に炒めたしょうが焼き。しょうがの効能により新陳代謝が活発になり、疲労回復の効果があります。玉ねぎにはアリシンという栄養素が豊富に含まれており、ビタミンB1の吸収を促す働きを持っています。
胚芽米
精米機を使用すると、白米の他に1分づき・5分づき・7分づきといった精米ができます。これは栄養価の高い米の種子の胚芽を残すようにして精米する方法です。
胚芽米にはビタミンを含む栄養素が多く含まれており、ビタミンB1においては白米がの含有量が100g中0.02㎎であるのに対し、胚芽米は0.08gとなっています。
参考
ごたちは私達の主食です。その主食のお米を白米から胚芽米にするだけで、ビタミンや食物繊維をきちんと摂取することができます。玄米や1分づきが食べにくいという方は、5分づきや7分づきで試してみてください。
レバー
レバーは栄養の宝庫といわれるほど栄養価の高い肉です。ビタミン群や鉄分を多く含み、特に豚レバーはビタミンB1の含有量が非常に多いです。
ビタミンB1は水溶性ビタミンのため、熱を加えた調理法では失われてしまうこともあります。おすすめのメニューはスープ。溶け出した栄養素も一緒に取ることが可能です。
またレバー独特の臭いが苦手という人は、濃い味付けのレバニラ炒めなどが食べやすいでしょう。調理中に塩水で血抜きをすると、臭いはかなり抑えることができます。
豆類
豆類はさまざまな調理法で食べやすい食材の一つといえます。豆が苦手な方は、豆乳や豆腐、豆苗などでも代用できるため、積極的に取るように心がけましょう。
豆苗や豆もやしなどをゆでるときは電子レンジを活用したり、スープにしたりするのがおすすめ。煮る・ゆでるよりは、蒸す・炒める方がビタミンB1が残りやすくなります。
まとめ
私たちの体にはビタミンB1が必要です。過剰摂取による副作用も考えられますが、バランスのとれた食事をしていれば、過剰に摂取したり足りなくなることは少なくなります。ビタミンB1の働きをよく理解し、不足することがないよう気をつけていきたいものです。
参考