受験情報について
中学の受験者数は年々増加傾向にあり、特に2016~19年にかけては連続で増加しているといいます。
森上教育研究所のまとめによると、昨年の2月1日午前に、東京と神奈川で私立中学校の入試を受けたのは約3万8千人。首都圏の1都3県の公立小に在籍していた6年生の約14%にあたる数字だ。受験者数は08年のリーマン・ショックから8年連続で減少していたが、2016年から上昇に転じ、3年連続の増加となった。
(引用元:私立中学受験、再び増加 大学入試改革だけではない理由|朝日新聞デジタル)
志願者が増えると気になるのが入試倍率です。成蹊中学校の入試倍率や難易度はどれくらいなのでしょうか。
偏差値や入試倍率
まず、成蹊中学校の偏差値ですが、学習塾「四谷大塚」のデータによると、偏差値目安は44~50となっています。第一志望かもしくは併願校かによっても偏差値の幅に差はありますが、偏差値目安の参考として覚えておきましょう。また、倍率は募集定員が男子45名、女子40名で、男女で倍率は少し異なってくるようです。2019年のデータによると、男子が受験者171名に対して合格者が64名で倍率が2.7倍、女子は受験者141名に対して合格者が48名で倍率が2.9倍となっています。
また、2回目の入試は定員が男子が25名、女子が25名と少なくなるため、男子の倍率は4倍、女子の倍率は4.9倍と、非常に高い倍率となっています。その他、帰国生枠の倍率は3倍、国際学級も2,2倍と、全体的に入試倍率は高いという特徴があります。
参考
過去問
成蹊中学校では、過去3年分の入試問題と解答例を公開しています。入試は国語・算数・理科・社会の4教科。過去問に一度目を通して受験対策につなげましょう。
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学費
授業料などの納付金は、年額を2回に分け、期間内に支払う必要があります。初年度は専用の振込用紙を使い、銀行などで支払いをします。2年生以降は4月初旬に1期分(前期分)と2期分(後期分)の振込依頼書が送られてきます。初年度に納める額は、前期が71万8千円、後期は41万8千円となり、年額の合計は113万6千円となります。
2年生以降は前期・後期ともに41万8千円で合計83万6千円となり、この他に生徒会費やPTA会費などの諸経費がかかります。国際学級の場合は4月入学と9月入学で金額が異なり、4月入学の場合は145万4千円、9月入学者は約97万3千円となります。
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成蹊中学校は伝統ある私立中学校
成蹊中学校は100年以上の伝統を持つ私立中学校です。早稲田大学・慶応義塾大学・上智大学・東京大学への進学実績があり、キャリア教育が行き届いた中高一貫校です。国際色豊かな環境で学ぶことができ、学外活動も充実しています。成蹊中学校への進学を検討している方は、ぜひ一度オープンキャンパスや学校説明会で学校の雰囲気を体感しましょう。
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