入試について
私立中学校の受験対策は、前もって準備する必要があります。東北学院中学校の入試情報について詳しく紹介します。
試験は2教科型もしくは総合問題型を選択
東北学院中学校の試験は、前期と後期があり、前期は国語・算数・個人面接の「2教科型」と、総合問題・作文・集団面接の「総合問題型」の2種類があります。後期の場合は総合問題型で個人面接のみとなっており、出願時には「特別選抜コース」「総合コース」のどちらかを選択します。入試の結果によっては、特別選抜コースを希望していても総合コースでの合格となることもあるようです。前期と後期のどちらで受験するか迷った場合は、前期で一度受験し、合否を確認してから後期の試験を受けることも可能です。
また、一般転入試験では国語・数学・英語の3科目と面接を受ける必要があり、海外帰国生の編入の場合も同様の入試内容となります。
英検取得者には加点も
英語検定取得者には、英検4級で5%、英検3級で7.5%、英検準2級以上で10%以上が加点される制度があります。小学校のうちに英語を勉強して英検を取得した場合は、入試の際に加点対象となります。ほかの語学資格を持っている場合はCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の対照表に準じて適用されます。
入試倍率は?
東北学院中学校の場合は、希望コースに関係なくすべての受験者を得点(総合判定)順に並べた上で全体の合格ラインが決まります。合格者の中から特別選抜コース希望者だけを抽出し、特別選抜コースの合格ラインを決めた後で、そのラインに届かない場合は総合コースでの合格という選抜のようです。
2019年度の入試結果では、前期は志願者162名に対し合格者は157名、後期は志願者14名に対し合格者は11名となっており、9割以上が合格しています。入試倍率は比較的低く、一定の基準を満たしていれば合格できるといえるでしょう。
また、過去の入試問題が公式ホームページで公開されているため、受験の目安として役立てることができます。
東北学院中学校では最先端の教育を受けることができる
東北学院中学校は、キリスト教に基づいた伝統的な教育だけでなく、英語改革やICT教育など、時代の流れに応じた最先端の教育プログラムも導入しています。大学進学を目標にしている生徒にとっては、コース別に志望校に応じた受験対策を行うことができる魅力的な学校です。
入試倍率は比較的低いことから、受験前にしっかりと試験対策をすれば合格することも十分可能でしょう。過去の大学への進学実績も安定した数値を誇っていることから、志望大学への進学に向けて十分な教育を受けることができます。東北学院中学校の受験を検討している方は、一度学校説明会で学校の雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。
参考
東北学院高校(宮城県)の偏差値 2019年度最新版|みんなの高校情報
東北学院中学校(宮城県)の入試情報・入試過去問題情報 |JS日本の学校