東北学院中学校はどんな学校?入試情報についても紹介

宮城県仙台市にある東北学院中学校は、キリスト教による全人教育を行う私立中学校です。東北学院中学校を子供の進学先として検討している方は、入試情報や学校の特徴についてあらかじめ把握しておきたいことでしょう。今回は、東北学院中学校の特徴や入試、学費などについて詳しく紹介します。

東北学院中学校とは?

東北学院中学校は私立中高一貫校で、過去には英国のイートンカレッジと交流を持っている名門校です。全国的に名の知れた学校で、伝統的な教育を大切にする男子校でありながら、ユネスコが推奨する「持続可能な開発のための教育(ESD)」など、現代社会に必要な最先端の教育を取り入れながら、社会に役立つ人材を育成しています。

キリスト教に基づいた教育方針

東北学院中学校はキリスト教に基づいた教育を行っていますが、その大きな理由は、学校の創設に日本キリスト教会の指導者の一人が携わっていたからだといいます。

東北学院は仙台の地に歴史と伝統とを持つキリスト教主義(プロテスタント)の学校であります。明治初期の日本キリスト教界の指導者の一人であった押川方義、ならびにアメリカ東部にその本拠を持つドイツ改革派教会の宣教師W.E.ホーイの創設になり、明治19年(1886 年)「仙台神学校」として発足しました。

その後、明治24年(1891年)、「東北学院」と改称し、第二代院長のD.B.シュネーダーの時代に現在の基礎が築かれ、第二次大戦後幼稚園、中学校、高等学校、大学ならびに大学院を持つ一貫教育の総合学園となりました。

(引用元:本校の沿革|東北学院中学校・高等学校

学業だけでなく、課外活動や人格形成にも力を入れたキリスト教教育によって、生徒の自主性を養うことができます。

特別選抜コースと総合コースの違いは?

東北学院中学校には、特別選抜コースと総合コースの2つのコースがあります。特別選抜コースは最難関といわれている国立大学や医学系大学への進学を目標とし、一方で総合コースは東北学院大学をはじめとする難関大学や医学系大学への進学を目標としています。2つのコースはカリキュラムに異なる点があります。中学校1年生の特別選抜コースの1学期の授業時間は36時間、2学期からは38時間となっており、総合コースは1時間少なく35時間、2学期以降は37時間の学習時間となっています。

高校からは一般入試で入学してくる生徒もいるため、特別選抜コースのほか、特別進学・総合進学・東北学院大学進学の4つのコースに分かれて学んでいきます。生徒一人ひとりの進路に合わせたカリキュラムが組まれ、大学進学のためのサポートを行います。

参考

学級編成・教育課程|東北学院中学校・高等学校

英語教育やICT教育について

東北学院中学校では、国際交流にも力を入れており、英語教育改革の一環として、海外研修や海外留学制度、毎月1週間英語でのフリートークを楽しむことができる「インターナショナルウィーク」などを行っています。スピーキングとリスニングを重点的に学ぶプログラムも実施しており、グローバル社会に対応できる能力を養うことができます。

また、ICTを積極的に活用しており、「ノートPC生徒一人1台環境」を導入しています。教室内には無線LANや電子黒板機能付きプロジェクターを設置し、インターネットを利用した教育システムを実施しています。パソコンを使って演習問題に取り組むほか、保護者への連絡事項もパソコンを通して行うなど、ICTを使ったさまざまな取り組みがなされています。

部活動について

東北学院中学校の部活動では、先輩や後輩、同級生同士の絆を深めることができます。運動部は20種類、文化部は12種類あるため、生徒は自分の好きな分野を選択することができます。部活の種類は以下となっています。

運動部

陸上競技 体操 柔道 弓道
剣道 ソフトテニス バレーボール バスケットボール
バドミントン 軟式野球 サッカー スキー
水泳 空手道 卓球 ラグビー
硬式野球 硬式テニス 山岳 ハンドボール愛好会

文化部

美術 音楽 吹奏楽 歴史
写真 放送 軽音楽 科学
英語 囲碁・将棋 ディベート 鉄道研究会

キリスト教青年会

青年会の「キリスト教青年会」とは、被災地でボランティアを行ったりするなど、ボランティア活動を行っているクラブとなります。

学費について

東北学院中学校は私立中学校であるため、学費は公立よりも高い設定となっています。入学時にかかる費用は、入学金や施設設備費、生徒会費などを含めて164,500円、授業料は年間約73万円となります。高校進学時には、同等もしくは少し高い金額の学費を支払う必要があります。

参考

学納金|東北学院中学校・高等学校