会場の隅から隅まで届く声や、感情を伝える身体の動きなど、劇には人間本来が持つ魅力が詰まっています。さまざまな劇がありますが、子供が興味を持ちそうなものを選んでぜひ出かけてみましょう。子供と一緒に出かけるメリットや注意点をご紹介します。
もくじ
観劇に行くメリット
子供と観劇に行くときには、ぜひ事前に劇団のチラシやサイトなどで事前の心づもりをさせてあげてください。どのような所に行くのか楽しみにもなるでしょう。子供と一緒に観劇に行くからこそ得られるメリットをご紹介します。
生身の人間が生む芸術に触れることができる
観劇では、劇に登場するのは一般の人です。飛んだり跳ねたりする体や大きく通る声などから、人の持つ表現力を感じることができるはずです。小さいころから人間のもつ表現力に触れる機会を持つことは、子供の情操を育てる上で高い効果を与えると言えるでしょう。
親のリフレッシュになる
特に乳幼児期の子育ては親がつきっきりで面倒をみていることが必要で、24時間気が抜けないことが多いものです。好きなアーティスト、劇団の作品であればもちろんですが、子供向けの劇内容であってもプロに用意されたサービスを受けることは日頃のストレスの解消になるでしょう。新たな気持ちで子育てに向かうことができるかもしれません。
社会性を養う
劇場への移動に使う公共交通機関や場内でのマナーなど、家族だけではない空間に身をおくことによって、子供の社会性を育成します。例えば最寄駅から電車に乗る場合、改札の通り方や列への並び方、車内でのマナーなど、子供が学ぶべきことはたくさんあります。一般的に劇中では私語を慎むことが多いですし、そういった機会は早いうちから体験してマナーを身につけておきたいものです。子供の社会体験の1つと思って行動しましょう。