【高校生の不登校】多感な高校生が学校に来れなくなる3つの理由 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

不登校の予防策

高校生活で不登校にならないために親はどんなサポートができるのでしょうか? またサポートのつもりでも本人を苦しめてしまっていることもあります。ここでは高校生の子供との付き合い方をご紹介します。

過度なプレッシャーをかけない

親としてはどうしても子供の進路や将来が気になって、子供以上に受験に対して熱くなってしまうことも少なくありません。しかし、子供は学校や塾でも同様に詰められていてうんざりしてしまいます。励ましは必要ですが、味方であると認識をされるように努めなければいけません。

本人の意思を尊重する

「高校生は大人」と言うと大げさかもしれませんが、子供も人生についてそれなりに考えていることを分かってあげましょう。自分の人生なので、あれこれ言われるまでもなくちゃんと考えています。むしろ、人生経験の短さから道が見えずに色々と悩んでいることが多いので、一般論で一蹴するのではなく、本質的に悩みに寄り添ってあげましょう。

無条件で肯定してあげる

中学までと比較すると自立してきたとはいえ、経験の乏しさや未熟な面も残っているのが高校生。受験のプレッシャーもですが、クラスや部活動の人間関係による悩みも持っているでしょう。そんなとき、親だけはどんな状況においても変わらず味方でいてくれると確信できれば、心が安定するでしょう。

まとめ:子供扱いするのではなく、対等な目線で接する

中学校を卒業し、身体的にも精神的にも大きな成長を遂げる高校生。本人も成長を実感しているだけに、子供扱いされることを嫌います。自己評価と周囲からの評価が一致せずに悩むこともあるでしょう。
そんな高校生という多感な時期、一方的な子供扱いではなく、1人の人間として敬意を持って接することが大事です。

参考・参照
高等学校教育の現状|文部科学省
高校生で不登校になるとどうなるの? 現役高校教員に聞いてみた|不登校サポートナビ

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cocoiro編集部

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