子供の外遊びが減少しているのはなぜ?改めて外遊びのメリットを解説 ( 2 )

外遊びが子供にとって重要な理由

子供の外遊びは子供が楽しく遊べるという以外に、子供の成長に役立つ重要な理由があります。何気ない遊びでも子供にとっては大切な要素となるので、子供が外遊びできる環境を確保してあげてください。

運動神経が発達する

外で遊ぶと体を動かすので、運動神経の発達に役立ちます。特に何をするというわけではなくても、追いかけっこやボール遊びは全身を使うので運動神経を高めることができます。子供同士の追いかけっこでも追いつかれないように必死に走るので、瞬発力や敏しょう性が身につきます。

「運動神経は生まれ持ったものだからうちの子は無理」と思い込んでしまう親も少なくありません。しかし、子供の頃から外遊びで体を動かしていれば、ある程度まで運動神経を高めることができます。

脳が刺激され活性化される

脳を刺激するなら外遊びよりも習い事や塾に行く方が理にかなっていると思われがちです。確かに勉強も大切ですが、習い事や塾では体験できないことが屋外にはたくさんあります。

子供同士のたわいない追いかけっこでも、どの方向に行けば捕まらないかを考えながら遊びます。落ち葉や小枝を使っておままごとをしたり、砂場で独自のルールを作って遊んだりすることで脳に刺激を与えます。ゲームのように結末が決まっているわけではないので、遊びのなかで想像力や社会性が育っていきます。

免疫力がアップする

外遊びをする子供は、室内遊びしかしない子供に比べると免疫力が高い傾向があります。全身を使って遊ぶので筋力が鍛えられ、血行や代謝が促進されるので呼吸器や臓器が強くなります。

外にはウイルスや雑菌がたくさんありますが、普段からそういったものに触れておくことで免疫力が養成されます。仮に風邪をひいても免疫力の高さによって、長期化することを防ぐことができます。

室内遊びは雑菌やウイルスの影響を受けにくいので安心なように思えますが、免疫力がないので病気が重症化したときに完治するのに時間がかかります。

集中力が高くなる

何気ない遊びでも、子供は全力で遊びます。遊びに集中するので、集中力が高まります。周囲には車の音や人の話し声などさまざまな音のなかで遊びます。遊びに集中する力は自然に身につくので、多少の物音があっても気にならなくなります。

室内遊びしかしない子供はいつも静かな環境で過ごします。一見子供にとっては良さそうに思えますが、雑音が多いところだと気になってしまい、集中できません。

コミュニケーション能力が身につく

外遊びをする公園や学童などの施設には、たくさんの子供が集まります。仲の良い友達もいれば、知らない子供や大人もいます。いろんな年齢の人が公園や施設を利用するので、子供は自分の家族や友達以外の人との関わりを持つようになります。そんな環境下ではコミュニケーション能力も自然に成長します。

時にはけんかをしたり、「うるさい」と大人に注意されたりすることもあるでしょう。しかし、いろんな人がいる環境で遊んでいると、徐々に周りを見渡せるようになり、周囲にも気を配れるようになります。

室内遊びでは自分のことだけを考えていればいいですが、コミュニケーション能力はもちろんのこと、周囲に気を配る思いやりも育ちにくいです。