子供の遊びはたくさんありますが、せっかくなら成長に役立つ遊びを選択したいです。水遊びは季節が限られるものの、子供にとってメリットの多い遊びです。初めての水遊びの際にはいくつか注意点がありますが、それさえわかれば子供も楽しく遊べます。子供と一緒に水遊びできる公園などファミリーに役立つ情報をご紹介します。
もくじ
子供が水遊びをする3つのメリット
水遊びができる時期は限られているものの、子供にとっては楽しい選択肢の1つです。水と触れ合うことの楽しさから身体感覚を養うことができます。道具も簡単に用意でき、親子で一緒に遊べるのでぜひ公園に出かけましょう。まずは水遊びによる現実的なメリットをご紹介します。
熱中症の予防
日本の夏は湿度が高くて蒸し暑いです。地球全体の温暖化も相まって、毎年のように猛暑日があります。大人であっても少し油断すると熱中症にかかりますが、子供は体温調節がうまくできず、特に注意が必要です。
そんなときに水遊びがぴったりです。暑い日は水を浴びるだけでも涼しくなり、水に触れる清涼感によってとても気持ちよくなります。水遊びにおいても適度な水分補給は必要ですが、体温の上昇を抑えられるので熱中症のリスクは少ないといえます。
バランス感覚が培われる
初めての水遊びには家庭用プールや公園の浅い水場などを選びましょう。いきなり水に入るというよりも、まずは水に触れることを優先します。水に慣れてきたら子供用の浅いプールでも遊べるようになり、水中での浮力を初めて知ることになります。
いきなり深いところまではいけませんが、浮力を使ってバランスをとろうとします。最初は必ず浮輪を使うようにしましょう。水中でバランスをとることで全身を使うので良い運動になります。
五感が刺激される
水は無形なので自由に遊べます。パシャパシャと水面を叩いたり、水をかけ合ったり、バケツやコップですくったりするなどとても感覚的に扱えるものです。形あるおもちゃとはまったく違う不思議な体験です。
水が冷たいということ、バケツやコップならすくえるのに手ではこぼれてしまうことなど、いろいろな方法で水に触れるなかで五感を使って理解しようとします。こうして育む好奇心や感受性が後の人生で大いに生かされることになるでしょう。