君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?(マガジンハウス)
政治家や会社経営者などのあらゆる経歴がある著者が、実際に世界で活躍している日本人について記した著書です。併せて、海外の大学の進学基準やMBAの最適な取得の仕方などの役に立つ内容も記されています。
世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?(朝日新聞出版)
世界で通用するエリートが、仕事で大切にしている基本が詰まっている著書です。「つながり」に投資する、自分の内面外見を磨くなどの内容が記されています。学生でも社会人でも参考になる一冊です。
なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?(東洋経済新報社)
若くしてマッキンゼーでマネージャーに就任した経歴がある著者が、周りに変革(=インパクト)を与え、失敗を恐れず果敢にチャレンジする大切さを訴えている内容となっています。リリースされた当初は、タイトルと内容が対照的という声もありましたが、文章の内容が分かりやすいという声も挙がっています。
Googleがほしがるスマート脳のつくり方(青土社)
世界の有力企業・Googleの採用試験において、実際に出題された問題をまとめた内容となっています。どの問題もすぐに解答を出すのが難しく、自分で考えて答えを導き出すといったのがGoogle流。ほかにもGoogleで採用に至るまでのプロセスやミスマッチ採用を避けるためのポイントにも触れています。
東大生が幼少期にやっていた読書習慣の事例
テレビや雑誌でも時折、東大生が幼少期にやっていた生活習慣について取り上げられています。では、東大生が行っていた読書習慣はどのようなものだったのでしょうか。この章では数多くの事例の中から3つご紹介していきましょう。
親がオリジナルの本棚を製作
親御さんが、自宅のスペースに本棚を製作および設置し、興味関心に沿った本を集めて並べたら読書の習慣が自然と身についたという事例があります。ただし、本棚の位置には少し注意が必要です。子供の生活動線上に本棚を配置しておきましょう。階段がある家なら踊り場に本棚を設置するのもありかもしれません。
子供の「読みたい!」というタイミングを大切にする
親子の読み聞かせでよくありがちなのが、親が疲れているのに子供から「もっと、読んで!」とせがまれること。そのとき、つい親は「また明日ね……」と言ってしまうかもしれません。仕事や家事に疲れを感じていても、わが子に読書習慣をつけさせるには、自分のことよりも子供の「本の続きを読みたい」「ほかの本も読みたい」という思いを大切にすることをおすすめします。
この親子の読書のやり取りによって、子供が自発的に読書する習慣が定着することでしょう。
読んだら感想をまとめる
読書後に本の内容と感想をまとめることで、ストーリーをインプットできているかどうかチェックすることをおすすめします。自分の言葉でまとめる力や表現力も身につくので、有効的です。パソコンやタブレットで一般のブックレビューに投稿してみるのも良いでしょう。
まとめ
東大生は受験で論理的思考が備わっているので、本の内容に対して「なぜ」「どうして」などの問いかけをしながら、読破する傾向があります。また、東大生の中で人気のある本は、ビジネスや自己啓発系であり、大学の生協では高い売上を記録しています。討論系の内容をまとめた本も人気です。
そして、本を読む習慣をつけるには、幼少期の家庭環境がカギ。生活動線に本棚を設けたり、親子で読み聞かせをしたりして工夫してみてはいかがでしょうか。そんな親御さんの地道な努力が、東大生に人気のある本を読んでみたいという意欲につながるかもしれません。
参考
東大で史上一番売れた本は、テレビにもなった世界的ベストセラー|東大生の本の「使い方」|ダイヤモンド・オンライン
東大生が読みたがらない本に共通する、ある特徴|東大生の本の「使い方」|ダイヤモンド・オンライン
東大式”読んで終わり”にしない本の読み方 偏差値35から東大合格する方法|PRESIDENT Online