千葉県のおすすめ私立中学校4選
次に、千葉県の私立中学校で、御三家以外にも進学実績や偏差値の高い学校をご紹介します。
芝浦工業大學柏中学校
比較的自由な校風として知られているのが、「芝浦工業大學柏中学校」です。授業時間は国が定めている標準よりも多く設定されており、特に理科教科に力を入れています。生徒全員がタブレット型PCを所持し、日常的に活用していることも特徴の一つです。
教材の開発をグループで行う「全国中学高校Webコンテスト」では、文部科学大臣賞や総務大臣賞、経済産業大臣賞を例年のように受賞し、校外研修の成果はパワーポイントを使って発表するなど、ITスキルを実践的に学ぶことができる環境が整っています。偏差値は59とやや高めで、学費は年間63万4000円、パソコン購入費や校外学習費が別途かかります。芝浦工業大學へは推薦入学も可能なため、将来は工学部に進学したい方におすすめの学校です。
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専修大学松戸中学校
国際レベルの英語力と充実した理数系教育を受けることができる「専修大学松戸中学校」は、専修大学付属校の中高一貫校です。多くの生徒が難関大学へと進学しており、2019年度実績では約9割の生徒が大学へ進学しています。
週2時間はネイティブ教員と日本人教員による英会話の授業を行い、「話す・聞く・読む・書く」の4技能をバランス良く学んでいきます。毎日担任と交換日記を行うなど、生徒と教員の距離が近いことも特徴の一つです。偏差値は54で、学費は年間67万2000円となっています。
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女子校・国府台女子学院中学部
基礎学力を重点的に学ぶことができるのが、仏教系の私立女子校「国府台女子学院中学部」です。全国でも珍しい小学部から高等部までの12年間を女子のみで編成した学校で、中学部では徹底的に基礎学力を鍛えるカリキュラムが組まれています。また、英単語・漢字・計算のテストは3年間毎週実施し、学習定着力をアップさせることができます。
中学校2年以降の英語の授業は少人数制クラスを採用し、さらに中学校3年の数学では学力別に学習を行います。週1日は仏教の授業があるため、仏教の教えや哲学的な内容まで、幅広い思想に触れることで多角的な視点を身につける効果が期待できます。学費は年間約51万円、偏差値の目安は52となっています。
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志学館中等部
建学の理念は「人生開拓」で、きめ細かい学習指導が特徴の「志学館中等部」は、中学~高校までの6年間を3つのステップに分けてカリキュラムを組み、学習効果の高い教育を行っています。2019年度の進路実績は国公立大が34名、私大が487名となっており、安定した進学実績を誇っています。
ニュージーランドへの短期留学など海外実習も行っており、毎年春にはイングリッシュスプリングキャンプと呼ばれるイベントも開催されます。偏差値の目安は55、学費は毎月約3万6000円と、ほかの私立中学校よりも比較的安いのが特徴です。高校2年生からは文系と理系のコースに分かれて学習し、大学受験に備えることができます。
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千葉県の私立中学校は魅力的な学校がたくさん!
千葉県の私立中学校は、中高一貫教育で難関大学を目指すことができる魅力的な学校がたくさんあります。カリキュラムの特徴や校風は学校によって異なるため、一度子供と学校見学に参加し、子供に合っている学校かどうか確認した上で入学を検討するのがいいでしょう。
年間の学費は相場として約100万円以内となりますが、学校によっては奨学金制度や特待生制度を設けている場合もあるため、あらかじめ調べるようにしましょう。今回の記事を参考に、子供に合った進学先を選んでください。
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