私立小学校に通わせる家庭の年収は?
私立小学校に子供を入学させたいと考えたとき、家計にどの程度の負担がかかるのかというのは非常に気になるところです。そもそもどのくらいの年収の家庭が私立小学校へ通うことができるのでしょうか?
年収1,000万円以上が6割以上
暮らしとお金を考えることをテーマにした情報メディアのファイナンシャルフィールドによると、私立小学校に通わせる家庭の年収分布は以下のように報告されています。
- 年収400万円未満:3.3%
- 年収400万円~:6.2%
- 年収600万円~:13.1%
- 年収800万円~:14.9%
- 年収1000万円~:15.6%
- 年収1200万円以上:46.9%
参考
私立小中学校の学費と親の年収っていくら?なんと私立中の学費は公立の約7倍|ファイナンシャルフィールド
この結果を見ると年収600万未満の家庭は9.5%。90%以上の家庭が年収600万以上ということが分かります。
最低ラインは600万円以上
上記の結果を見ても、やはりボーダーラインは年収600万円以上といえそうです。生活をしていくには子供の教育費だけに注力するわけにはいきません。子供に対しても学費以外に習い事などでさらにお金がかかることが考えられます。子供の学費は小学校だけでは終わりません。なかには大学附属の小学校などもありますから、そのまま私立学校に進学することも十分考えられます。
富裕層といわれる年収1,000万円以上の家庭が60%を超えていることを考えても、年収の最低ラインは600万円以上といえるでしょう。
まとめ
子供に良い環境で良い教育を受けさせたいというのはどの親も考えることです。ただしそれがイコール私立小学校に入学させることかというと必ずしもそうではありません。6年間で500万円以上、中には1,000万円近い学費を払えるかどうかという点がとても重要なポイントです。小学校受験を考えるときは、家計的に苦しくならないか…… そのポイントを十分に考慮する必要がありそうです。
参考
私立小学校の学費の相場は?公立との違いや保護者の平均年収|Chiik
私立小学校・学費ランキング全30位!6年で600万円超えはザラ|ダイヤモンド・オンライン
小学校の選び方~私立小学校と公立小学校のメリット・デメリット|ハピママ
私立小学校の学費は世帯年収1000万円でもまかなえない?|MONEY TIMES