子供の読み聞かせにおすすめ!世界の有名英語絵本10選 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

The Very Hungry Caterpillar

こちらもエリック・カールの代表作で、日本でも大人気の「はらぺこあおむし」です。日曜日の朝に卵から孵った青虫。食べ物を求め、月曜日から次の日曜日まで、さまざまな種類の果物を次々に食べていきます。そして、最後は見事な蝶々になるというお話です。文章自体はしっかり文章になっていたり、やや表現が難しい部分もあるので小学生でも読み応えがありますが、仕掛けがついているため、小さい子供でも楽しんで読めそうです。音声CD付きです。

Where The Wild Things Are

日本語翻訳版でも有名な「かいじゅうたちのいるところ」の英語版です。1964年のコールデコット金賞受賞以来、傑作絵本として世界中で愛されています。主人公の少年マックスは乱暴しすぎて、夕飯も抜きに部屋に閉じ込められてしまうのですが、反省なんてすることなく、さらに空想の世界へ冒険して、やりたい放題します。しかし、結局最後にはマックスも一番大切なものに気づき、母の愛へと戻ってくるというストーリーで、好奇心や冒険心が刺激される内容になっています。
ただ、レベルとして少々難易度が高く、文章が長めで難しい語彙もあるので、子供が自分で読むとなると難しいかもしれません。しかし、ストーリーとして大変魅力があるので、読み聞かせ用としておすすめです。別売りですがCDも販売されていますので、CDでの読み聞かせから始めてもよいでしょう。

Spot Goes to School

日本語版では、「コロちゃんシリーズ」として販売されており、世界各国で60以上の言語に翻訳されている大変人気の絵本です。作者であるエリック・ヒルが、息子のクリストファーさんと遊ぶときに考え出したストーリーだということもあり、作品からは、パパの優しさを感じ取ることができます。子犬のSpot家族のあたたかさや幸福感を味わえる内容が、世界中の子供たちを惹きつけています。ページをめくると仕掛けもついているので小さい子供も楽しめます。文章量が少なく、英文も短く簡単な英語が使われているので、初心者には最適な絵本でしょう。

Maisy

イギリスの絵本作家ルーシー・カズンズが描く、人気の絵本シリーズです。最初に出版された絵本「Maisy’s Bedtime」が1990年に出版されて以来、このシリーズは日本を含め26カ国語に翻訳されています。明るく好奇心旺盛なねずみの女の子メイシーが、仲良しのお友達のりすのシリル、ひよこのタルーラ、わにのチャーリー、ぞうのエディと一緒に遊んだり、お出かけしたり、毎日の暮らしのなかにあるちょっとした冒険を楽しむようなお話になっています。シリーズを通してとても簡単な英語が使用されているため、初めての英語絵本としておすすめです。

Goodnight Moon

日本語翻訳版は「おやすみなさいおつきさま」というタイトルです。読んだことのないアメリカ人はいないというくらい、世界中で愛されているベッドタイムストーリーの名作です。まだ眠りたくない子ウサギが、目につくものすべてにおやすみなさいを言っていくストーリーで、温かな印象を与える絵とシンプルな文章が特徴です。CD音声を流せば、心地良い英語独特のや韻やリズムが感じられ、子供を寝かしつけるのに最適な1冊です。

まとめ

以上、日本でも人気のものや昔からの定番など、おすすめの有名英語絵本をご紹介しました。読み聞かせは親と子が楽しくコミュニケーションする手段としてもとても便利です。どれもストーリーが楽しいものばかりで、お気に入りのストーリーなら、子供も何度読んでも飽きないですし、繰り返し読み聞かせることで、表現を覚えて自分で読み進めていくこともできます。ぜひ、子供のお気に入りの一冊を見つけて、英語に楽しく触れる機会にしてはいかがでしょうか。

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cocoiro編集部

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