楽器の習い事には、演奏技術の上達以外にも、さまざまなメリットがあります。情操教育にも良いといわれている習い事として、近年トランペットの人気が高くなってきています。子供がトランペットを習おうとしたときにどのようなメリットがあるのか、またどのような点に注意をすべきなのかをご紹介します。
もくじ
トランペットを習うメリット
実際にトランペットを習うことで得られるメリットはどんなことがあるのでしょうか? 代表的なメリットを3つご紹介します。
維持費がかからない
楽器を持つと必要になるのが維持費です。メンテナンスに費用がかかるほかの木管楽器や弦楽器と比べて、トランペットは維持費があまりかかりません。メンテナンス用品も1,000円以内で購入することができます。
さまざまなジャンルの音楽に親しめる
トランペットは吹奏楽やオーケストラ、ジャズやポップスなど、さまざまなジャンルで欠かせない楽器です。自分の興味のあるジャンルを、多くの選択肢の中から選んで親しむことができます。
長く続けることができる
トランペットは、小さい子供から大人まで、幅広い年齢の人が楽しめる楽器です。小さい頃から始めて、学生時代に吹奏楽などで活躍することもできます。
トランペットは何歳から始めたら良い?
音楽系の習い事に関しては、小さい頃から始めなくてはいけないと考える人が多いです。では実際に、トランペットは何歳くらいから始めるのが良いのでしょうか?
前歯が永久歯になってから
トランペットはマウスピースと前歯で挟んで音を出します。そのため、歯の生えかわる時期の子供は、前歯がきちんと永久歯になってから始めるのがベストです。
トランペットを構える筋力がついてから
小さな子供にとって、トランペットを支えて持ち続けるというのは、かなりの負担になります。ある程度筋力がついてからでないと、変な癖がついたり、子供自身が重くて嫌になってしまう可能性があります。
子供が楽しんで取り組める時期から
子供が楽しめていなければ、習い事は長続きしません。また先生との相性もあるので、その教室に通いたいと思えるかどうかというのも大事なポイントです。