公立高校と私立高校
高校生ともなると、心と身体に成長が見られますが、どのくらいお金がかかるのでしょうか。
公立高校 | 私立高校 | |
学校教育費 | 275,991円 | 755,101円 |
学校給食費 | 0円 | 0円 |
学校外活動費 | 174,871円 | 285,067円 |
学習費総額 | 450,862円 | 1,040,168円 |
3年間合計額 | 1,352,586円 | 3,120,504円 |
高校では給食がなくなり、弁当持参になるため、給食費はゼロになります。小学校と同様、学校教育費として授業の充実を図る傾向が高いことが伺えます。
参考:平成28年度「子供の学習費調査」
幼稚園から高校までの合計額
子供の教育は家庭の考え方によってさまざまな選択肢があります。幼稚園から高校までの合計額はどのくらいになるのでしょうか。
幼稚園から高校まで公立で進んだ場合と、私立を選択した場合の合計額を見ていきましょう。
公立合計 | 私立合計 |
5,423,949円 | 17,717,901円 |
公立は国や行政が運営しているのに対して、私立はそれぞれ独立した法人が運営しているため、約3倍もの金額がかかるという結果になりました。
しかし、これは保護者が負担する金額であって、公立は国や行政の税金が使われ、私立も助成金を受け取って運営しています。
子供に教育を受けさせるのは親としての義務ですが、高いと思うか、安いと思うのかは難しい部分なのかもしれません。
子供の将来をおおまかにイメージする
ざっくりとした金額ですが、高校までの目安の金額が分かると、それに向けてお金を準備する必要が出てきます。
子供の進路は公立・私立との組み合わせで決まってくるので、どの区分までは公立に通い、そこから先は本人と相談して決めるなど、おおまかなイメージを持っておきましょう。
子供の可能性を最大限に伸ばし、豊かな将来を過ごさせるためには、教育を受けさせる環境は重要です。そして先立つものはお金。
おおまかなイメージを持った上で、その資金をどのように準備したらいいのか考えて見ませんか。
教育資金の考え方
親がある程度将来に対してのイメージを持ったとしても、人生何があるか分かりません。教育資金は保険・貯蓄・教育ローンを視野に入れて家族で相談して計画を立ててみましょう。
保険は、もしもの時の備えとして、事故やケガに合って収入が減ってしまう時の保障になりますし、教育資金を貯めるための学資保険に入っている人も多いものです。
また、月々の収入から貯蓄をして少しずつ貯めるという方法も。ボーナスで増額したときにはその分多く貯めることができますし、通帳を見ればどれくらい溜まっているかが分かるので今どれくらい溜まっているか把握することができます。。
児童手当が支給された月には、子供の教育資金として貯めれば大きな金額になります。
そして、最後は、入学金など一時的に大きなお金が必要な時に、教育ローンを組んで毎月返済していくという方法もあります。
どれを選ぶのがベストなのかは、やってみないと分からない部分がありますが、いろいろ試してみることで、親の視野も広がりますし、教育に対する意識も高まるのではないでしょうか。
まとめ
今回は高校までの教育費を見てきましたが、子供が希望した場合大学という選択肢も出てきます。その頃にはアルバイトもできるようになるので、奨学金を受けて自分で返すという方法も生まれますが、高校生まではなるべく親が教育を受ける環境を整えてあげたいのが親心です。そのためにも、今から計画的に行動しましょう。