子育てにかかる教育費。今から備えておきたいお金の話 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

公立小学校と私立小学校

小学校は地元の公立小学校と私立小学校の選択肢があります。公立の授業料は無料ですが、卒業まで全くお金がかからないのかというとそうではありません。教材費や修学旅行の積立など実費が徴収されるのです。

では実際に6年間でどれくらい費用がかかるのでしょうか。

公立小学校 私立小学校
学校教育費 60,043円 870,408円
学校給食費 44,441円 44,807円
学校外活動費 217,826円 613,022円
学習費総額 322,310円 1,528,237円
6年間合計額 1,933,860円 9,169,422円

幼稚園は公立と私立で倍の違いがあったのに対して、小学校では期間も倍になったことからか6年間の合計に大きな開きが生まれています。

私立は学校ごとに特色があるため、教材などの学校教育費に費用がかかるのかもしれません。その差は80万円ほどに及びます。

参考:平成28年度「子供の学習費調査」

公立中学校と私立中学校

次は中学校についてです。

公立中学校 私立中学校
学校教育費 133,640円 997,435円
学校給食費 43,730円 8,566円
学校外活動費 301,184円 320,932円
学習費総額 478,554円 1,326,933円
3年間合計額 1,435,662円 3,980,799円

小学校と比べて差は縮まりましたが、学習にかける学校教育費の高さが目立ちます。

そして中学校では部活動が始まるため、部活によってはユニフォームやラケット、シューズなど必要経費がその他としてかかることが考えられます。

参考:平成28年度「子供の学習費調査」