その他別途費用
毎月の塾代に、夏期講習の費用、そして模試にテキスト代などは、受験に密着しているものです、しかし、それ以外にも、暑さ、寒さを気にせず勉強に集中できる環境を作るための冷暖房や清掃など、施設維持費や管理費など別に徴収されるケースもあります。
塾に入ってはじめて分かったということがないように、塾を見学した時にはこれらの費用が具体的にどれくらいかかるのか確認しておきましょう。
受験料
最後は、受験するための受験料(入学検定料)も必要になってきます。受験する学校によってまちまちですが、おおよそ20,000円前後の受験料がかかります。併願するならその分受験料は倍に。
受験料も必要経費の1つ。リストに追加しておきましょう。
受験までの年数
今まで見てきたお金のほとんどは、塾に通う費用となります。塾は個別か集団かによっても金額は変わってきますし、入る学年によってもまちまちです。
塾に入る場合には、これらの費用がかかることを想定をした上で、具体的にどのくらいの費用がかかるのか確認するようにしましょう。
そして、これらの費用が中学受験を迎える6年生の2月までかかるので、受験までの年数をかけるとおおよその支出を把握することができます。
全体像が分かると、その金額の高さにびっくりしますが、家族で受験に臨むという言葉を噛み締め、子供の将来に投資してあげましょう。
受験のための費用を捻出することは大変なことですが、その分子供の未来への扉も開かれますし、親もサポートを通してさまざまな経験を積むことができます。滞りなく支払うことができるように資金計画も重要でしょう。
資金計画は念入りに
中学受験のための費用を考えると、想像以上の金額にびっくりするものですが、子供の将来のために親ができるのは、これらのお金を準備し子供が学べる環境を作ってあげるということです。
中学受験を意識し始めたら、準備金として貯蓄をするという方法もありますし、生活レベルを見直し、節約しながら毎月の収入の中でやりくりするという家庭も少なくありません。
大事な子供への投資だと考え、今から受験に向けてお金の準備をはじめてみてはいかがでしょうか。
まとめ
受験に対するお金を考えたらきりがありません。大事なのは、家庭の中で目安を想定した上で、できることとできないことを選別しながら、子供が勉強できる環境を見つけていくということです。方法は1つではないので、早めに情報収集しながら予算と調整できるように塾探しをしてみるようにしましょう。