中学受験で志望校を決めるポイントとは。失敗しないための学校選びのコツ - cocoiro(ココイロ) - Page 3

入学後の自分を想像してみる

学校説明会では先生から学校に対しての説明がある他、在校生が説明する機会を設ける学校もあります。

そんな様子を見ながら、入学した後、自分がこの学校で生活する姿を想像してみましょう。友達や先生との関係も大事になってくるので、馴染めないなと思ったらいくら教育方針が魅力的でも避けた方が懸命です。

説明会に行ったら必ずリストに感想を記入

複数の学校説明会に参加すると、どれがどこの学校か分からなくなってしまうものです。その日に得た情報は忘れないように、リストにメモで残しておきましょう。

印象的だったものや、気になるポイント、魅力を感じたものがあれば書き込んでおきます。

学校説明会に参加したら候補を複数絞る

リスト化した学校をすべて回ったら、メモした内容を思い出しながら行ってみたい学校を選んでみます。最初から1つには絞れないので、複数選んでみましょう。

そして一緒に参加した家族の意見も聞きながらいよいよ受験する学校を絞っていきます。

この時、塾の先生の意見も聞くと違った視点でアドバイスが受けられるので、積極的に相談してみましょう。

学力と学校のレベルとの関係

行ってみたい学校を複数選んだら、学力と学校のレベルを比較してみましょう。もっと努力が必要な場合と、今の成績なら可能なケースなどが考えられます。

塾の先生に相談して客観的な意見を求め、すぐに答えは出さず、何度も話し合いを重ねて最終的に学校を決めます。

第一志望は一番行きたい学校になるので、教育のプロに相談して慎重に決めるようにしましょう。

口コミや評価は参考程度に

中学受験に関する情報はインターネット上でたくさんありますが、なかには在校生や卒業生の口コミとして投稿されているものも目にします。

詳しく書いてあるものもあれば、批判的なものまであるので、ネガティブな意見は気になってしまうものですが、1つの意見として参考程度に見るようにしましょう。

決して口コミを元に学校を決めることはしないようにしてくださいね。

まとめ

志望校が最初から決まっていれば、それに向けて勉強するのみですが、迷っているなら実際に学校を見学して、実際に自分の目で確かめた上で総合的に判断するようにしましょう。説明会に参加することで、インターネットでは知りえない生の情報を知ることができます。あなたに合った学校を選べるかどうかは実際に見ることです。参考にしてみてくださいね。

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cocoiro編集部

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