【年齢別】遊びながら学べる!おすすめプログラミングおもちゃ13選 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

小学生以上におすすめのプログラミング玩具5選

続いて、小学生以上におすすめのプログラミング玩具をご紹介します。

COZMO(コズモ)

「COZMO(コズモ)」は、玩具メーカーのタカラトミーが販売しているプログラミングロボットです。完成品として届くので組み立てる必要はありません。

COZMOには、AI(人工知能)が搭載されており、自律した動作が可能です。動作のパターンは1000種類以上。豊かな感情表現により、まるでSF映画に出てくるロボットと自宅でともに過ごしているような感覚を味わうことができるでしょう。プログラミングにも対応しているので、コーディング次第でより複雑な動作も可能になります。対象年齢は8歳以上です。

なお、COZMOは専用のアプリによって動かします。スマートフォンやタブレットなど、専用アプリに対応しているデバイスが必要となりますので注意してください。

人気YouTuberヒカキンがCOZMOを紹介しているこちらの動画も話題となりました。

(参照元:AIロボットの知能がヒカキンを超えている!?【COZMO】|YouTube)

created by Rinker
タカラトミー(TAKARA TOMY)

レゴブースト クリエイティブ・ボックス

子供たちに人気のレゴ(LEGO)からもプログラミング玩具が販売されています。「レゴブースト クリエイティブ・ボックス」は、レゴならではのブロック遊びの要素を取り入れたプログラミングロボットです。

自分で組み立てたレゴをプログラミングで自在に動かすことができます。人型ロボットや車型ロボット、子猫のロボットなど組み立てられる形は全部で5種類。プログラミング機能はスマートフォンやタブレット対応の専用アプリを使って行います。推奨年齢は7歳から12歳です。

組み立てる様子やプログラミングの方法については、こちらの動画が分かりやすいので参考にしてください。

(参照元:レゴ®ブースト 遊び方 ~ バーニー編 ~|YouTube)

Sphero Mini

「Sphero Mini」は、ボール型のプログラミング玩具です。手のひらに乗るサイズの小さなボールですが、専用のアプリを使ってプログラミングすることができます。指で線を描いたり、ディスプレイ上でブロックを組み合わせたり、JavaScriptを使ったりなど、プログラミング方法は年齢や成熟度に応じて選べます。

顔の表情や声の大きさでボールをコントロールするなど、ユニークな機能もあります。対象年齢は8歳以上です。

Sphero BOLT(ボルト)プログラミングロボット

「Sphero BOLT(ボルト)」は「Sphero Mini」と同じ会社が開発したボール型の教育向けプログラミングロボットです。Sphero Mini同様、アプリを使ってコーディングができるほか、搭載されている光センサーを利用し、光の明るさを条件にしてプログラミングすることも可能です。サイズは野球ボールほどで、防水仕様となっています。対象年齢は8歳以上です。

ソニー KOOV(クーブ)

ソニーの「KOOV(クーブ)」は、さまざまな形に組み立てることができるブロック型のプログラミングロボットです。ゼロからプログラミングを学べる「がくしゅうコース」、すぐに遊べる「ロボットレシピ」、オリジナルのロボットを世界に向けて公開できる「じゆうせいさく」など目的に合わせた遊び方ができます。

プログラミングに興味のあるお子さんはもちろん、ブロック遊びが好きなお子さんにもおすすめです。対象年齢は8歳以上となっています。

中学生でも楽しめるプログラミング玩具2選

プログラミング玩具は未就学児や小学生向けのものが比較的多いですが、中学生でも十分に楽しめるものも販売されています。ここでは2つピックアップしました。

レゴ マインドストーム EV3

レゴから販売されている「マインドストーム EV3」は、組み立て型のプログラミングロボットです。人型ロボットやトラック、サソリなどさまざまなモデルに変形させることができます。タブレットを使った操作や、PCで本格的なプログラミングを実践することも可能です。対象年齢は10歳以上。中学校の授業での導入事例もあり、プログラミング学習にもおすすめです。

こちらの動画は中学校の授業で「マインドストーム EV3」を使ってプログラミングを学んでいる様子です。

(参照元:教育版レゴ® マインドストーム® EV3授業映像|YouTube)

プログラミングロボット mBot Ranger

教育向けのロボット教材を開発しているMakeblockの「mBot Ranger」は、組み立て式の車型プログラミングロボットです。組み立ての所要時間の目安は約90分。組み立てる過程でロボットの構造やセンサーの仕組みについて学べます。

教育向けプログラミング言語のScratchをベースに開発されたビジュアル・プログラミングソフト「mBlock」が無料でダウンロードでき、スマートフォンやタブレット、PCでプログラミングができます。対象年齢は10歳以上です。

おわりに

おすすめのプログラミングおもちゃを対象年齢別にご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。プログラミング教育への関心の高まりに呼応するように、最近では小さな子供から大人まで楽しめるプログラミングおもちゃが増えてきました。今後もこの傾向は続いていくことが予想されます。みなさんもプログラミングおもちゃを使って親子で遊んでみませんか?

参考

プログラミング脳を3歳から プリモトイズ キュベット|PRIMO

COZMOのいる生活|タカラトミー

教育機関の方へ|アリロ

教育版 レゴ® マインドストーム® EV3|LEGO

mBot V1.1 エムボット|ケニス株式会社

【レビュー】スフィロの最新ロボットボール「Sphero BOLT」|ロボスタ

matte|Fisher-Price

日本おもちゃ大賞受賞!カードでピピッと はじめてのプログラミングカー|学研ステイフル

ロジカルルートパズル|YouTube

この記事をかいた人

藤井ケンジ

ライター・翻訳者・ブロガー。国際基督教大学卒業後、教育系出版社にて自社サイトのデザインからコーディング、SEO施策にまで携わる。7年の企業勤務を経たのち、妻の出産を機にフリーランスに。翻訳(英語→日本語)の仕事のかたわら育児、家事情報をメインとしたブログを運営。ライターとしては育児、教育関連の記事を執筆。目下の関心はジェンダーと性差別。趣味は読書、映画、海外ドラマ、NBA(バスケットボール)。1児の父。