子育てカウンセラーとは?資格の生かし方や取得方法を紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

子供の教育について悩んでいるという方は、子育てのノウハウについて学ぶことができる資格「子育てカウンセラー」の講座を受けるのがおすすめです。子育てのストレスを少しでも減らしたい方や、親子のコミュニケーションを円滑にしたい方は、子育てのノウハウについてプロから学ぶのも一つの方法です。今回は、子育てカウンセラーの概要や、資格の活かし方について紹介します。

子育てカウンセラーとは?

子育ての悩みは各家庭によってさまざまです。初めての子育てで子供との接し方が分からないという方や、子供となかなかコミュニケーションをとる機会がないなど、親御さんにとって子育てについての悩みは尽きないことでしょう。そんなときにおすすめの資格が、「子育てカウンセラー」です。子育てカウンセラーはどのような資格で、資格取得のために何をする必要があるのか、それぞれ詳しく紹介します。

子育てカウンセラー協会とは?

子育て心理カウンセラーとは、一般社団法人子育てカウンセラー協会が認定する資格です。子育てカウンセラー協会は、子育てからくるストレスを少しでも軽減させ、子育ての楽しさについて再考するために設立された協会で、親子の相互理解を深めて実用性のある子育てのスキルを普及させることを目的としています。

「創造性のある子供を作る環境作り」を理念とし、親御さん自身を知るだけでなく、子供との向き合い方、家族との向き合い方について分析し、実践できる人材を育てています。

参考

一般社団法人 子育てカウンセラー協会 

協会概要|子育てカウンセラー協会

子育てカウンセラーの資格取得の流れ

子育てカウンセラーを取得するためには、子育てカウンセラー協会が開催しているインストラクター講座を受ける必要があります。講座を受けることで、認定されたインストラクター(講師)として、子育てやカウンセラーとして講座を開催することが可能になります。

参考

インストラクター制度|子育てカウンセラー協会

子育てカウンセラーを取得するメリット

子育てカウンセラーを取得すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。実際に子育てカウンセラーの資格を活かすことができる職種や、家庭での活かし方について紹介します。

活かせる職場

子育てカウンセラー協会では、「子育てカウンセラー講座」「子育てインストラクター講座」「マスターインストラクター講座」の3種類の講座を開催しています。資格を取得することで、カウンセラーやコンサルタント業務などに携わっている方はダブルライセンスとして付加価値が生まれることでしょう。

また、教育者や学校の先生、塾の先生などの教育に携わる分野で働いている方は、子供の適性や子供の性格に合った対応方法を知り、有効的なアドバイスができるようになります。これから仕事を持ちたいと考えている方も、カウンセリングの資格を取得することで、個人カウンセラーや企業の人事コンサルタントとして独立することも可能になるでしょう。

参考

インストラクター制度|子育てカウンセラー協会

家庭での活かし方

「子育ての悩みを解消したい」という理由で資格を取得する方は、家族や子供との接し方についてのスキルを獲得することで、コミュニケーションが円滑になることが期待できます。子供や家族の気持ちが理解できないという方は、資格を取得し、分析能力を身につけることで子育てや家族とのコミュニケーションにも役立てることができます。

子育てカウンセラーは難しい?レベル・難易度について

それでは次に、子育てカウンセラーの資格取得の難易度や、必要な勉強時間について紹介します。

子育てカウンセラーの難易度

子育てカウンセラーの資格を取得し、インストラクターになるためには、前述した通り「子育てカウンセラー講座」「子育てインストラクター講座」の2つの講座を受ける必要があります。また、さらに子育てカウンセラーの講座を運営する立場に就きたい場合は、「マスターインストラクター講座」を受講する必要があります。全国の支部で講座が開催されているため、公式HPからスケジュールを確認し、申し込みます。受験者資格などはなく、誰でも受験が可能ですが、レベル自体はそれほど高くないようです。

子育てカウンセラーの資格取得に必要な時間

前述した通り、子育てカウンセラーの資格取得のためには資格取得講座を受ける必要がありますが、「子育てカウンセラー講座」は6時間、「子育てインストラクター講座」と「マスターインストラクター講座」は12時間の講座を受ける必要があります。