クリスマスツリーの木の種類
クリスマスツリーといえばモミの木をイメージする方も多いかもしれませんが、日本ではモミの木以外にも複数の種類の木が使用されています。園芸店などで手に入る木や、少し珍しい木まで、クリスマスツリーの木の種類と特徴について紹介します。
日本原産のウラジロモミ
日本原産の「ウラジロモミ」は、普通のモミの木と比べて葉の裏側が白い色をしていることからその名前がつけられたといいます。室内に飾っても葉を落としにくく、枝が丈夫なのでクリスマスオーナメントなどの装飾がしやすい人気のクリスマスツリーです。
価格は比較的安く、園芸店やオンラインショップなどで購入することができます。北方や高山で育ったウラジロモミは枝が詰まり、樹形も美しく見えるため、購入を検討している際は原産地も確認するといいでしょう。全体的に木の色が銀白色に見えるウラジロモミは、外に飾っても室内に飾っても美しいクリスマスツリーを演出することができます。
ホンモミ
「クリスマスツリーを購入するなら、本物のモミの木がいい！」という方は、日本原産のモミを選ぶといいでしょう。前述したウラジロモミと区別するために「ホンモミ」とも呼ばれるモミ科の木で、ウラジロモミと比べると葉にボリュームがあり、濃い緑色で大きく堅いのが特徴です。樹形がクリスマスツリーのような三角になりにくく、室内では葉が落ちやすいというデメリットもありますが、野生のモミの木を楽しみたい方に人気のクリスマスツリーです。
ホンモミはインターネットショップで苗を販売しているため、地植えをしたり鉢に植えたりするのがいいでしょう。
参考
思い出に残る最高のクリスマスを演出するクリスマスの木の選び方｜A Tropical Garden
ドイツトウヒ
日本国内でクリスマスツリーとしての需要が最も高いのがドイツトウヒです。ウラジロモミと比べて成長が早く、価格が安いのが特徴です。ドイツトウヒの枝は補足、葉の色が濃いため、あっさりした飾りつけに向いているといえます。葉の色が濃く、きれいな三角形の樹形に育つことから、アンティーク調のクリスマスツリーを探している方におすすめの木です。
参考
クリスマスツリーの木の名前は庭に植えたい育て方はどうするの｜niwaki info
ゴールドクレイスト（コニファー）
柱状の形をした明るい黄金色の葉のゴールドクレイストは、近年ではクリスマスの時期になると園芸店やホームセンター、花屋などに並ぶ人気のクリスマスツリーです。刈り込むことでさまざまな形を楽しむことができ、室内に置けばインテリアとしても楽しむことができます。ゴールドクレイストは葉や枝が細く、柔らかいため、シンプルな飾りつけが適しているといえます。
クリスマスの花として知られるポインセチアやガーデンシクラメンと一緒に寄せ植えにするのもおすすめです。寒さに強いため、外に置いて飾るのもいいでしょう。
近年ではイミテーションやレンタルサービスも
本物のクリスマスツリーを置くことに抵抗がある方は、イミテーションツリーやクリスマスツリーのレンタルサービスを利用するのもいいでしょう。イミテーションのクリスマスツリーはプラスチック製で手入れがしやすく、クリスマスシーズンなら何度でも使うことができます。比較的頑丈に作られているため、好きなオーナメントの飾りつけも楽しむことができます。本物の木でない分、電飾ライトと組み合わせるのもいいでしょう。
クリスマスツリーのレンタルサービスは、オーナメントや電飾ライトとセットになったクリスマスツリーをレンタルすることができるサービスで、設置も業者が行ってくれるためその分の手間を省くことができます。レンタル用のクリスマスツリーにはさまざまな種類がありますので、毎年異なるデザインのクリスマスツリーを選ぶのもいいでしょう。
参考
【レンタル】 クリスマスツリー セット 120cm レッド＆ゴールド 【往復 送料無料】 クリスマスツリー レンタル クリスマス屋｜楽天市場
クリスマスツリーを飾ってクリスマスを楽しもう
クリスマスのシンボルともいえるクリスマスツリーは、木の種類によってさまざまな演出を楽しむことができます。定番のモミの木はもちろん、ゴールドクレイストやドイツトウヒなど、1年ごとに異なる木のクリスマスツリーを楽しむのもおすすめです。
参考
ライフスタイル：［意外と知らないクリスマス］イルミネーションは恋人のためではなく、エジソンの商業戦略だった!｜（GetNavi web） 毎日新聞
クリスマスツリーの木の種類は何？日本にも生えている？｜TopicCLouds
クリスマス・シンボルの意味 | クリスマス・ラブ
