飲食系模擬店
校則などによって制限はありますが、飲食系の模擬店を出すという学校は少なくないでしょう。たこ焼きや焼きそばなどの定番メニューは毎年出店する部活が決まっているという学校もありますが、その年に流行しているメニューは狙い目です。ほかのクラスと被らないためにも、多めに案を出しておきましょう。
タピオカ・電球ソーダなどの流行り物
2019年はタピオカドリンクや電球ソーダなど、いわゆる「インスタ映え」する飲み物が人気です。飲み物は準備も簡単で原価もそれほど高くないため、子供達だけでもチャレンジしやすいでしょう。
電球ソーダ用のボトルはインターネット通販で安く販売されています。安全性にだけ注意して、予算の範囲内で購入すれば本格的なものができそうです。
これら以外にも、流行している食品を家庭で再現できるレシピがインターネット上で見られます。最近流行っているものをリストアップして調べてみると、意外なものが簡単に作れることが分かるかもしれません。
チュロス・たこ焼きなどの粉物
粉物も原価が安く調理が簡単なため、文化祭向けの食品です。ただし、たこ焼き機やチュロスメーカーなどを購入しようとするとそれなりに費用がかかってしまいます。予算を確認しておきましょう。
チュロスなどの揚げ物であれば、冷凍のものを大量購入しておき、揚げる工程だけその場で行うという方法もあります。学校によっては揚げ物を禁止しているところもありますので、実現可能かどうかは事前に確認しておいてください。
また、電力を大量に使う場合は学校に相談したり、ほかのクラスとの兼ね合いも考える必要があります。飲食出店は抽選になっている学校も少なくありませんので、抽選に外れた場合のプランBも考えておいた方が良いでしょう。
ゼリー入りドリンク・カラフルわたあめなど写真映えするもの
(出典:naakoten | Instagram)
お祭りの定番といえば、ほかにわたあめやりんご飴、チョコバナナなどがあります。どれも懐かしい食べ物ですが、色合いを変えてみるだけで今風に変身するものもあります。
https://twitter.com/XSugino/status/1157892638843924481
(出典:XSugino | Twitter)
文化祭はその場で楽しんでもらうのはもちろん、写真に撮ってあとから見返してもらうのも楽しみの一つです。写真を見て「来年もまた行こう!」と思ってもらえることもあります。そのためにも、写真に撮りたくなってしまうようなビジュアルは大切です。
この辺りは部活に任せておいた方が吉!舞台系
被らず、おもしろく、実現可能なアイデアを集めてみました。一方、こういうものはもっと長い準備期間が必要なので部活に任せておいた方が良い……というものもあります。主に舞台発表系です。
バンド演奏
軽音部がなくても、文化祭のときだけは特別にバンドが組めるという学校もあります。ただし、バンド演奏はアンサンブルが難しいことに加えて学校の音響設備が貧弱という2つの大きなハードルを越えなくてはなりません。
文化祭の期間中、自由に出入りできるような環境でライブをするならまだしも、中学校などでは全校生徒が集まる場で演奏するようなプログラムになっていることもあるでしょう。準備不足のまま臨むと本人たちも不完全燃焼な上、観客も楽しくないという結果になってしまいます。バンドをやりたい場合は、文化祭だけでなくもっと長いスパンで練習に取り組むようにしましょう。
演劇
同じような理由で、演劇も部活に任せておいた方が良い出し物です。演劇の場合は脚本を書いたり、大道具や衣装を作ったりといった準備期間がとても長いので、普段から演劇の活動をしていないと文化祭に間に合わない可能性があります。
どうしても演劇がやりたい! という場合は、バンド同様文化祭準備期間よりも前から着々と準備を進めていく必要があります。
お笑い
お笑いに挑戦してみるという子供もいるようです。お笑いは「観客が笑うかどうか」がすべてなので、もし初めて取り組むのであれば必ず第三者にネタを見てもらいましょう。そこでおもしろくないという評価が出た場合は、当日も場がしらけてしまう可能性が高いです。観客の意見をしっかり聞いて取り組みましょう。
まとめ
秋ごろに行われることが多い文化祭。多くの学校は夏休み明けから取り組むことになります。スケジュールを立てたり、それをうまく実行したりするのが苦手な子供も多いため、準備にどのくらいの時間が必要なのかは大人目線でしっかりアドバイスしてあげてください。
参考
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