文化祭の出し物といってもさまざまな種類があります。クラス単位で企画する出し物は、練習や準備に時間がかかりますが、クラス全体で取り組むことで協調性を養うことができ、成功すれば達成感を味わうこともできます。今回は、教室内で開催できる文化祭のおすすめアイデアをご紹介します。
もくじ
教室でできる文化祭の出し物5選
文化祭の出し物というと飲食系の屋台が人気ですが、教室でできる出し物はアイデア次第でさまざまな企画を楽しむことができます。クラス全体が一丸となって協力し合う文化祭の出し物は、せっかくなので来場者も企画者も双方が楽しめる企画がおすすめです。それでは、教室でできる文化祭の人気の出し物を5つ紹介します。
お化け屋敷
文化祭の出し物の定番ともいえるのが「お化け屋敷」です。教室に廃病院やお墓など、お化け屋敷の定番のセットを作ってお客さんを楽しませます。企画者側がお化けに扮してお客さんを驚かせるのもいいですが、「人形を指定の場所に置く」など、参加するお客さんに役目を与える「参加型のお化け屋敷」にすると一層盛り上がることでしょう。
保健室や理科室などに置いてある小物を使って廃病院を再現したり、効果音を使って驚かせる仕掛けを作ったりと、「どうしたらお客さんを驚かせることができるだろう?」と企画者自身も試行錯誤を繰り返しながら演出方法について考えていく必要があります。お化け屋敷のテーマや演出方法を子供たち自身が考えて企画を進めていくことにより、オリジナルのお化け屋敷に近づいていきます。
ジェットコースター
「文化祭でジェットコースター?」と驚く方もいるかもしれませんが、近年は文化祭でジェットコースターを企画する学校が増えているといいます。教室内でジェットコースターを作る場合は、コンパクトさと安全性を考慮することがポイントです。机・椅子・木材を使って、安全面に問題がないか確認しながらコースターを作っていきます。
宇宙空間や森の中など、ジェットコースターのテーマに合った背景や小物作りをすることでオリジナルのジェットコースターができます。予算が限られている場合は材料費にお金をかけることができないため、木材などの必要な資材を提供してくれる店舗や協力者がいるか確認してから企画の採用を判断するのがいいでしょう。
ボディペインティング
文化祭などのイベントの際に人気があるのが「ボディペインティング」です。普段体験する機会が少ないため、文化祭などの祭り行事にはぴったりです。ボディペイント用のペンを使ってイラストを描くのもいいですが、イラストに自信がない方はボディペインティング用の型紙を使用することできれいに描くことができるでしょう。
迷路
ダンボール・机・椅子を使って制作することができる「迷路」は、脱出ゲームとしても楽しむことができるおすすめの出し物です。ガムテープなどの手に入りやすい材料で簡単に作ることができます。迷路は複雑にしすぎず、行き止まりを分かりやすく表示するのがポイントです。
制限時間を設けて脱出ゲーム風の演出にするのもいいですし、迷路の設定を森の中やファンタジーの世界などにするのもいいでしょう。作り手の好みを生かすことができるおすすめの出し物です。
プラネタリウム
近年は手作りすることができたり、レンタルで機材を比較的安く借りることもできる「プラネタリウム」も、文化祭の出し物におすすめです。プラネタリウムは投影機に描かれた星を明かりを使ってドームに映し出すという構造で、子供でも自作が可能です。自作用のプラネタリウムキットを購入し、教室内を暗くするか、黒いシート使って教室内にドームを制作すればプラネタリウムを楽しむことができます。
ドームを作る際は、段ボールやワイヤーを使って枠組みを作り、上から黒いビニールシートをかけます。明かりがもれないように黒いビニールテープで隙間を塞ぎ、入口を作ればプラネタリウムのドームの完成です。説明のナレーションを加えるようにすれば、本格的なプラネタリウムを楽しむことができるでしょう。