アトラクションを作る上で気をつけること
文化祭でアトラクションを作る際は、飲食系や展示系の出し物とは違い、気をつけるべき点があります。以下の点について注意しましょう。
製作期間
今回紹介したアトラクションの中には、製作期間に時間がかかるものがあります。「ジェットコースター」「VRコースター」「コーヒーカップ」などは、レジャー施設さながらのアトラクションを再現することになるますので、企画から試運転まで、ある程度の日数がかかることも考えられます。クラス単位でアトラクションを企画する場合は、時間に余裕を持って準備を進めるようにしましょう。少なくても約2ヶ月は時間を確保するのが望ましいでしょう。
費用
今回紹介した「ストラックアウト」や「お化け屋敷」は比較的費用を安く抑えることができますが、「ジェットコースター」や「VRコースター」には、費用がかかることが想定されます。アトラクションの内容によっては、費用内に抑えることができるかも考慮しながら製作する必要があります。
私立愛知高校(名古屋市千種区)が9月の文化祭で作ったコースターは本格派だ。コース全長は約60メートル。木材の骨組みの上に金属製のレールを載せ、予算は約35万円に上る。
(引用元:ジェットコースター、まさかの手作り 文化祭で35万円|朝日新聞デジタル)
安全性
文化祭でアトラクションを製作する際に最も気をつけたいのが安全性です。製作の段階で安全性が見込めない場合は、学校側からの許可が下りるのは難しいでしょう。手作りのアトラクションは不安定になりがちですので、スピードを出した際の衝撃など、確認をしながら製作を進めるようにしましょう。
文化祭のアトラクションで楽しい思い出を作ろう
近年文化祭でアトラクションを出し物として行う学校が増えています。学生にとっては、一から企画を考え、実際に試作を繰り返していくことでクラスメイトとの協調性を養うことができ、アトラクションが成功すれば大きな達成感を味わうことができるでしょう。安全面に考慮したアトラクションを作り、文化祭を楽しい思い出にしましょう。
参考
ジェットコースター、まさかの手作り 文化祭で35万円|朝日新聞デジタル
まるで遊園地 文化祭の新定番・コーヒーカップ「元祖」が前代未聞の進化|高校生新聞オンライン|高校生を応援するニュース・情報サイト
第61回桐陰祭(文化祭)が開催されました | 筑波大学附属高等学校
文化祭・学園祭の出し物で盛り上がるアトラクション|文化祭・学園祭をもっと楽しむWebマガジンCultureFes@RAG
文化祭の人気アトラクションである「迷路」。その作り方と面白トラップを紹介します。 | 調整さん
迫力満点「VRジェットコースター」 文化祭が盛り上がる新アトラクション誕生|高校生新聞オンライン|高校生を応援するニュース・情報サイト