文化祭でカジノをやるには?おすすめゲームとカジノをやる際の注意点 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

文化祭でカジノをやる方法

大前提を確認したところで、さっそくカジノを運営する方法を考えていきましょう。カジノでやるゲーム、チップと景品を決めて、名前や内装・衣装などを決めていきましょう。

カジノでやるゲームを決める

カジノのゲームは、ディーラーに技術が求められたり、ルールが複雑なものが多いです。しかし、高い技術が求められるものやルールが複雑なものは、それだけ運営するのが難しくなります。また、文化祭に訪れるお客さんはいろいろなお店を回りたいと思っているはずです。これらを加味すると、文化祭でするカジノに必要な要素は2つです。

  1. ルールがシンプルであること
  2. 短時間で決着がつくこと

この要素をクリアしている3つのゲームをご紹介します。

ポーカー

ポーカーは、トランプさえあればできるシンプルなゲームです。ポーカーの中でも初心者におすすめなのは、ファイブカード・ドローです。

参加人数 2人~6人
用意するもの ジョーカーを除いた52枚のトランプ

ポーカーのハンド(役)が分かる図

基本ルール 順番は親の左隣から左回り
  1. 参加者は、決められたチップを出します。
  2. 運営者が親となり、カードをきって、1人5枚になるようにカードを裏向きに配っていきます。残りは山札にします。
  3. それぞれ自分の手札を確認します。
  4. 運営者がチップを賭けるかどうか聞きます。だれもチップを賭けなければ、全てのカードを回収してやり直しになります。
  5. チップがかけられた場合は、他の参加者は、「コール」「レイズ」「ドロップ」の3つの選択を迫られます。コールは、同じだけチップを賭ける、レイズは、前の人よりも多くチップを賭ける、ドロップは、自分の手札では勝てないと思ったときに言うゲームから降りる宣言です。
  6. レイズしてから一周するまでに、誰もレイズしなければレイズした人の勝ちです。
  7. 1回目の賭けが終わったら、自分の手札でいらない手札を捨てて、捨てた枚数だけ山札から引きます。
  8. 2回目も同じように、レイズする人が1人になるまで続けます。レイズをしている最後の1人が勝ちです。
  9. セット何回ゲームをするかは事前に決めておくといいでしょう。2~3回程度にすると回転が早くできます。

ポーカーのハンド(役)の強さは、一覧表にしておくと初心者が見てもすぐに分かるので親切です。ちなみに、カードの強さは、強い順にエース、キング、クイーン、ジャック、10、9、8、7、6、5、4、3、2となります。

組合せの強さは、強い順に「ロイヤルストレートフラッシュ」「ストレートフラッシュ」「フォーカード」「フルハウス」「フラッシュ」「ストレート」「スリーカード」「ツーペア」「ワンペア」になります。詳しくは、参考の日本ポーカー協会のホームページをご参照ください。

参考
ゲームの進行とルール|日本ポーカー協会

ブラックジャック

ブラックジャックは、すぐに決着をつけることができるトランプのゲームです。シンプルなルールなので、文化祭のカジノには適しています。

参加人数 2人
用意するもの ジョーカーを除いた52枚のトランプ

ブラックジャックの数字の数え方が分かる図

基本ルール 【カードの点数の数え方】

2~10  :その数字が点数

J、Q、K   :全て10点

A    :1点もしくは11点

  1. ディーラーとお客さんに2枚ずつカードを配ります。
  2. 山札からカードを追加していきます。
  3. 21点を超えた時点で、バーストとなりゲームから脱落します。
  4. 16点以下である場合は、必ずカードを追加しないといけません。
  5. 2人の点数が決まったところで、カードを開示しディーラーとの点数を競います。

2人以上で行うことも可能です。3人以上で行う場合は、カードを追加する回数を制限すると短時間で決着をつけることができます。

クラップス

クラップスは、サイコロが2つあればできるゲームです。トランプのゲームとは違った面白味があるので、ぜひチャレンジしてみてください。

参加人数 2人から
用意するもの サイコロ2つ
  1. お客さんが「シューター」としてサイコロを振ります。
  2. シューターの振ったサイコロの目の合計が「7」「11」ならシューターの勝ち、「2」「3」「12」だとシューターの負けです。
  3. そのほかの数字が出たら、その数字を記録して、シューターを交代します。
  4. 交代したシューターは、前回と同じ数字を出したら勝ちで、「7」を出したら負けです。

チップと景品を決める

ゲームが決まったら、それに応じたチップと景品を決めましょう。チップはゲームを運営する上で重要なアイテムになります。また、景品はカジノに参加する一つのモチベーションになるでしょう。

文化祭なので、チップは手作りをしてもいいですが、紙で作ったチップは壊れやすいです。もし予算があるようであれば、Amazonなどの通販サイトで2,000円~3,000円程度で本格的なチップを購入することができます。

景品は、予算に合わせてお菓子などのその場で消費できるものにすることをおすすめします。手作りで景品を作ったり、チップの獲得枚数に応じて賞状を贈ったりするのもアイデアとしては面白いでしょう。

カジノの名前・内装・衣装を決める

最後は、カジノの名前や内装・服装です。分かりやすく「〇〇カジノ」という名前にしてもいいですが、カジノで有名な都市名やカジノ用語を名前にするのもおすすめです。例えば、「ラスベガス」や「マカオ」、「バカラ」「ポーカーハウス」といった要領です。

内装は、電飾を使うことができれば看板はきらびやかにすることをおすすめします。また、トランプをするテーブルやサイコロを振るテーブルには、テーブルクロスをして雰囲気を出すとカジノらしさを表現することができます。また、教室の照明をパープルやイエローにして、ちょっと大人の雰囲気を出すのもおすすめです。

そして、衣装はシャツに蝶ネクタイというきっちりしたものがおすすめです。スーツやドレスを着るとぐっとカジノらしさが出ます。また、女の子はうさぎの耳を付けるとかわいらしさを演出することができます。