日本にもギフテッドはたくさんいる!ギフテッドを育てるための3つの方法 - cocoiro(ココイロ) - Page 3

興味に寄り添う:何になりたいかではなく何をしたいか

ギフテッドの行動は、純粋に「したいことをしている」だけです。ですが興味の対象が学問であった場合、学校の成績は上がるので、保護者はその成績で子供の将来を決めたいと願うでしょう。

ところが、彼らが将来を思い浮かべるとき、考えの主軸にあるのは「何になりたいか」ではなく「何がしたいか」であることが多いです。したいことがあるために力を使い、努力を重ねて、その能力を伸ばしているのです。将来については本人が希望する方向へすすむことが幸せにつながりますので、家庭ではその思いに寄り添ってあげましょう。

孤独を感じさせない:異なることは大切なこと

自分の世界を大切にしますが、まわりとの考え方の違いは常に感じており、「自分はおかしいのか、間違っているのではないか」という悩みを持つ傾向があります。もし周囲に彼らがいる場合は、人には個性があって当然で、異なる考えをもつことは間違いではなく大切なことだと経験談を交えながら話してみてはいかがでしょうか。

まとめ:「好き」を見つけて未知の能力を伸ばしましょう

ギフテッドについては解明されていない部分は多く、それはどのようなタイプの人に対しても同じです。1つ言えることは、突出した能力を伸ばすきっかけは「興味、好奇心」であることです。人には好きなものは必ずあり、その対象に向かう情熱もみんな同じように持っています。

そして、伸びる力は学校の教科にあるとは決まっておらず、まだ人類が気づいていない分野の可能性もあります。「好き」を探すところから始めて、未知の「何か」についての才能を伸ばしてみませんか?

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cocoiro編集部

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