引き算の繰り下がり計算、子供への分かりやすい教え方は? ( 2 )

絵を使って説明する

「10から引く」ことや「数を分解すること」をいまいち理解できない場合は、絵を使って子供に説明するのもいいでしょう。「12-9」の計算の場合は、例えば12個分の飴玉を描き、「9個飴玉を食べたら残りは何個?」と聞いて、飴玉9個に線を引き、線が引かれていない飴玉の数を数えて答えを出していきます。

最初は親御さんが絵を描いてあげるようにし、何度が計算の練習をしたところで、今度は子供が自分で絵を描きながら答えを出すようにしましょう。まだ数字に慣れていない子供の場合は、子供でも数えられるように指で数えられる範囲で計算の練習をし、数字に慣れさせていくのも一つの方法です。

さくらんぼ計算

引き算の繰り下がり計算で便利なのが、「さくらんぼ計算」です。さくらんぼ計算とは、紙に計算式を書いていくとさくらんぼのような図になることから呼ばれている名称。減加法と、減減法の2パターンの計算方法で使うことができます。紙に書いて筆算することで、頭で理解することを助ける効果があります。

100からの引き算計算はお金を使おう

3桁以上の引き算の場合は、身近なお金を使うのがおすすめです。例えば、500円で110円のジュースを買う場合で仮定した場合、500-110の計算をすることになりますが、500円を100円硬貨4枚に、100円を10円×10枚に分解し、そこから100円玉1つと10円玉1つを引くことを想定して考えると分かりやすいかもしれません。

筆算で行う場合は、「500-110」を位ごとに引いていきますが、右から順番に、「0-0」、十の位は「0-1」ができないので百の位から10を借りて「10-1」、百の位は「5-1=4」となるため、「4-1」となり、全て合わせると390という答えが導き出されます。

1000からの引き算の場合

位が増えていく際は、3桁以上の繰り下げ計算を理解してから挑戦してみるのがいいでしょう。基本的には3桁の計算と同じ考え方でOKですので、同じようにお金に置き換えてみたり、筆算の練習をこなしていくのがいいでしょう。しかし、筆算で「1000-110」の場合、位ごとにしっかりとそろえて書くことを意識し、混乱しないようにしましょう。

右から順番に計算していくと、一の位は「0-0=0」、十の位は「0-1」はできないので百の位から10を借り「10-1=9」、百の位も同様に「10-1=9」となり、答えは990となります。少ない場合は左から借りるということの意味が理解しづらい場合は、お金を置き換えて筆算の両方で計算し、理屈で理解することも一つの方法です。

引き算の繰り下がり計算は何度も練習すれば覚えられる!

子供が算数を学ぶ上で難しいと感じることが多い引き算の繰り下げ計算は、何度も練習問題を解くことによってコツをつかむことができます。最初は少ない数からスタートし、徐々に数を増やしていきながら引き算の繰り下がり計算をマスターしていきましょう。

参考

第1学年算数科学習指導案|高知県教育委員会事務局

繰り下がり引き算は10から引くから入る!理屈は後からが簡単にマスターできる | 勉強嫌いを克服する家庭学習術 ー 勉強が好きになる正しい学習法 ー

減加法・減減法|算数用語集

引き算の繰り下がりのやり方|大人の学び直し算数、計算のやり方

子どもに教えたい 便利なおつり暗算術 | プレジデントオンライン

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cocoiro編集部

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