子供の保険証が欲しい!申請手順や保険証がない場合の対応法を紹介 - cocoiro(ココイロ)

子供が生まれたら必ずとる手続きの一つが、保険証の発行です。保険証は医療機関を受診する際に必要になるため、あらかじめ保険証の申請方法や発行手続きについて確認する必要があります。今回は、子供の保険証の申請手順と、万が一保険証が間に合わなかった場合の対応方法について紹介します。

子供の保険証の発行について

子供が病気になった際にも安心して医療機関を受診することができるよう、健康保険証は早めに用意するのがおすすめです。では、保険証を発行する上で必要な種類や申請先、発行期間などについて紹介します。

保険証発行の必要書類

保険証を発行する際には、勤め先や提出先の自治体によって必要書類が異なりますので、確認した上で手続きをする必要があります。子供の両親以外が申請手続きをする場合は、委任状や代理人の本人確認書類などが必要になります。

保険証を作成する際に必要な主な書類は以下の通りです。

  • 母子健康手帳
  • 印鑑
  • 本人確認書類
  • 被扶養者申告書(社会保険の場合)
  • 国民健康保険加入申請書(国民健康保険の場合)

上記の他にも、被保険者の健康保険証や出生届のコピーのほか、勤め先や自治体によっては年金手帳、被保険者の課税証明書、子供のマイナンバーカード、届け出をする人の本人確認書類などが必要になることがあります。

参考

新生児の保険証はいつできる?間に合わないときは?申請の必要書類やまだ手元にない場合の対応 | ままのて

保険証の申請先は2パターンある

保険証を発行する際は、必要な提出書類を用意し、申請手続きを行います。申請先については子供が社会保険と国民健康保険のどちらに加入するかによって異なります。一般的には会社員の方が加入している場合は社会保険、自営業や専業主婦の方が加入しているのが国民保険となります。両親のうち、収入が多い方の保険に加入する傾向がありますが、もし親御さんの収入が同等の場合などは、父親の保険に入ることが多いようです。

社会保険に加入する場合は、勤め先の会社を窓口として申請手続きを行います。人事や総務の担当者に詳細を確認するようにしましょう。また、国民保険の場合は、住民票を置いている市区町村の役所や役場などに申請をします。どちらの場合も書類に必要事項を記入し、提出する流れとなります。

保険証の発行期間は?

気になるのが、保険証の発行期間です。社会保険の場合は、会社が提携している健康保険組合が手続きを行うため、保険証が届くまでに約2週間ほどかかることがあります。国民健康保険よりも、社会保険に加入する場合の方が、発行期間が長くなる傾向があるようです。

一方で、国民健康保険の場合は、申請先の役所で直接手続きすれば、即日発行できる自治体もあります。ただし、郵送で手続きをする場合や受け取り方法が郵送になる場合は、1~2週間ほどかかるといいます。念のため、長く見積もって2~3週間と覚えておきましょう。

いつまでに保険証を作ればいい?

子供が病気になったときのことを踏まえると、いつまでに保険証を作るのがベストなのでしょうか。保険証はなるべく早めに作るのがおすすめですが、目安としては、新生児の1ヶ月検診までに手元に置くようにすると安心でしょう。健康診断は保険適用外となりますが、検診と合わせて治療や薬の処方を行う場合は、保険証の提示で保険の対象となります。自治体からの補助で検診の自己負担額は安くなることもありますが、保険証がないと基本的には全額自己負担になるため、子供が生まれて1ヶ月以内には保険証を作るようにしましょう。