ハロウィンの経済効果はどれくらい?市場規模や推移、豆知識まとめ!

ハロウィンは日本でもすっかり定着した海外のイベントの1つです。毎年秋になると各所でにぎわいを見せるハロウィンですが、経済効果はどのくらいあるのでしょうか。何となく「クリスマスよりは規模は小さいけれど、バレンタインデーと同じくらい?」とイメージする人もいるかもしれません。

そこで今回は、日本記念日協会が発表するデータをもとにハロウィンの経済効果について解説します。市場規模の推移や、誰かに話したくなるハロウィンにまつわる豆知識もご紹介しますので、参考にしてください。

ハロウィンの経済効果はどれくらい?市場規模をチェック!

それでは早速ハロウィンの経済効果と市場規模をご紹介します。

2018年は前年比5%減の約1,240億円

バレンタインデーや母の日などのイベントの推計市場規模を発表する「日本記念日協会」によると、2018年のハロウィンの推計市場規模は約1,240億円でした。これは前年比の約5%減となる数字です。

経済学用語の1つである「市場規模」とは、業界や商品などの特定分野における市場の大きさ(経済活動の規模)を表すものです。市場規模は、「市場の売上総額」を算出することで分かりますが、正確な数値を出すことは難しく、各省庁や民間調査会社などによって「推定値」が発表されることが多いとされています。

参考

2018年の「ハロウィン」の推計市場規模は前年比約5%減の約1240億円。|一般社団法人 日本記念日協会 記念日文化研究所

市場規模の調べ方や算出方法は?市場規模とは?|BRAVE ANSWER

1,240億円はどれくらい?日本歴代興行収入1位の映画の約4倍!

ハロウィンの推定市場規模が約1,240億円ときいても、金額が大きくなればなるほどイメージが付きにくくなるものです。「どれくらいの規模なのか想像できない」という人もいるかもしれません。ここでは、イメージしやすいように、日本歴代興行収入1位の映画と比較してみましょう。

日本歴代興行収入1位の映画は、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」で約308億円です。2018年のハロウィンの市場規模は約1,240億円ですから、日本のみならず世界的大ヒットとなった映画の興行収入の約4倍という計算になります。ハロウィンの経済効果のすごさがお分かりいただけるかと思います。

参考

2018年の「ハロウィン」の推計市場規模は前年比約5%減の約1240億円。|一般社団法人 日本記念日協会 記念日文化研究所

日本歴代興行収入上位の映画一覧|Wikipedia

バレンタインデーを超えた?市場規模の推移を比較!

それでは、同じ外国由来のイベントとして人気のバレンタインデーはどのくらいの経済効果があるのでしょうか。ハロウィンの市場規模と比較して見ていきましょう。

ハロウィン バレンタインデー
2012年 約805億円 約1,380億円
2013年 約1,005億円 約1,310億円
2014年 約1,100億円 ※天候異常により不明
2015年 約1,220億円 約1,250億円
2016年 約1,345億円 約1,340億円
2017年 約1,305億円 約1,385億円
2018年 約1,240億円 約1,300億円

※推計市場規模の調査を行う日本記念日協会では、推計市場規模の金額を「億の単位の下一桁が0か5のどちらに近いか」を判断し、近い方に当てはめて発表しています。

2018年の「ハロウィン」の推計市場規模は前年比約5%減の約1240億円。|一般社団法人 日本記念日協会 記念日文化研究所2015年の「ハロウィン」の推計市場規模は前年比約11%増の1220億円。|一般社団法人 日本記念日協会 記念日文化研究所2016年の「ハロウィン」の推計市場規模は前年比約10%増の約1345億円。|一般社団法人 日本記念日協会 記念日文化研究所2017年の「ハロウィン」の推計市場規模は前年比約3%減の約1305億円。|一般社団法人 日本記念日協会 記念日文化研究所より筆者作表)

ハロウィンが「バレンタインデーの市場規模数値」を超えたのは、2016年のただ1度だけです。年々市場を拡大してきたハロウィンですが、ここ数年は停滞が続いています。一方、バレンタインデーは2012年から安定したまま推移。数字はバレンタインデーの方がやや大きいものの、その差はわずかです。いずれも安定した数字を獲得しており、私たちの生活にしっかり根付いていることが分かります。