子供浴衣の作り方をご紹介!型紙を使って簡単手作り ( 2 )

型紙を使った子供浴衣の作り方

型紙を使った子供浴衣の作り方をご紹介します。浴衣作りには全部で7工程あります。

1.裁断

まず、型紙または断ち図を用意しましょう。以下のサイトを参考にしてください。

型紙:子供用本格浴衣♡サイズ100(和&洋裁型紙)【型紙ダウンロード販売】|maisondeas.shop

断ち図:浴衣の作り方講座はじまります!|子供の着物専門店 アメリアジャポニカ

型紙、もしくは断ち図の用意ができたら、平らな場所で生地を広げ、型紙を当てて生地の裏側に型を写すか、断ち図を参考にしながら線を引いていきます。型紙の写し方と布の裁断方法は、以下にご紹介するサイトを参考にすると分かりやすいかもしれません。

裁縫/縫い方の基本!初心者でも安心|AllAbout

線を引き終えたら生地の裁断です。布を持ち上げすぎないようにしてはさみを入れていきましょう。袖2枚、身頃2枚、かけ衿、地衿の計6パーツを作ります。

2.袖作り

袖の布を半分に畳みます。畳んだら型紙や断ち図に記されている袖口、袖付、袖丈、縫い代の4ヶ所にチャコペンで印をつけ、袖付側の後ろ袖に目印として糸で印をつけます。印をつけたら袖口側を1cm折り、アイロンを当ててください。その後に折った部分をさらに半分に折り、三つ折りにします。三つ折りにしたらまち針で仮留めしましょう。

袖口の印より1cmくらい先から、約5mm幅でくけ縫いしていきます。表面を少しすくい、三つ折りの中を通って縫い進めていきましょう。くけ縫いは大きい縫い目が外に出ないようにする縫い方ですが、難しい場合はまつり縫いでも構いません。縫い目が気にならないようであれば、ミシンを使用してもOKです。

袖口の印まできたらターンし、縫う方向を戻して2重にくけ縫いします。4cmほど返し縫いをしたら玉結びで留めましょう。

次に袖底です。表面の1cmのところを縫います。袖口側は7cmほど縫わずにおきましょう。縫い合わせた部分を割り、アイロンで押さえておきます。生地を裏面に返し、袖口から袖底まで縫いましょう。

袖底まで縫ったら、縫い目のところで手前に折って仮留めします。丸みの型(厚紙で代用可能)を当てて固定し、糸を引っ張って丸みをつけます。アイロンを当てて丸みの型づけをしたら、糸を玉結びにします。

袖山、間、袖付の印と交わる箇所、袖付の印の4mmほど下、間、袖底の6ヶ所に印をつけ、三つ折りにしてくけ縫いしたら完成です。もう一方の袖も同じように作りましょう。

3.身頃

身頃のパーツを表面にし、布端から7mmのところを直線縫いします。縫ったところをアイロンで押さえたら裏面にひっくり返し、縫い目から1mmほどのところをもう一度縫います。

続いて脇を縫います。袖付とみやつに印をつけ、みやつの印から裾まで直線縫いします。両サイドの脇を縫い終えたら、おくみを縫いましょう。衽線(おくみせん)を引いた後、線に沿って折り、おとしの印から裾まで縫います。これで身頃がすべてつながります。裾を手前にして広げ、着たときに端が前方を向くように縫い代を倒し、アイロンで押さえます。

袖を縫いつける部分を2cm折り返し、さらに端を折り込んでくけ縫いします。これで脇の縫い代処理の完了です。裾の処理ですが、つま下と裾を折って型をつけてからいったん広げます。つま下のみを折り、裾も同じようにしてください。

2つの点を結ぶようにして線を引き、点と点を合わせて線状を縫いつけます。直角になった厚紙などを使って布を折り、アイロンを当てて角にきれいに型をつけます。三つ折りして、つま下と裾をくけ縫いしたら身頃の完成です。

4.衿

おくみの線上におとしの印をつけ、その印からつま下の印までの長さを測ります。次に、中心が2cm膨らむようにカーブを描くように印をつけてください。地衿(長い方)とかけ衿(短い方)を広げ、それぞれのサイズに合わせた位置に印をつけます。

かけ衿の印部分で折り目をつけて裏返し、印と印を合わせます。折り線の少し上を縫い、縫い終えたらかけ衿が表になるよう折り返します。もう1枚も同じように縫ったら肩明と「おとし」から3mmに印をつけ、両端を1cm折って型をつけておきましょう。

次に、肩明につける力布を作ります。浴衣に使用した生地の余りから3cm×3cmの布を2枚用意します。2枚とも斜めに半分に折って三角を作り、先をつまんでくるっとねじります。この状態でアイロンで押さえて形を作りましょう。三つ衿芯を用意し、それぞれのサイズに合わせてカットしておきます。

5.衿つけ

衿の中心と背を合わせてまち針で留めます。次に肩明で留め、続きの針で力布も一緒に刺して、おとしから反対のおとしまで仮縫いします。このとき、ヨレたりタックが入らないように注意しましょう。仮縫いが終わったら本縫いです。

本縫いが終わったら、首の後ろ部分にくる三つ折り芯を縫いつけます。縫いつけたらいったん広げ、余計な部分を切り落としましょう。斜めに縫いつけた「おくみ」の部分に合わせて切り落とし、力布も不要な部分をカットします。

次に衿先の始末をしましょう。縫い代を5cmほど取って折り目をつけ、衿と身頃の縫い終わりに裏から針を刺します。続きの針でもう一方の角を表から少しすくって針を通し、玉結びをします。

衿端となる部分も縫って玉結びしましょう。その縫い目で折り返して表裏をひっくり返せば、きれいに衿先を仕上げられます。身頃とのつなぎ目となる部分を内側に折り込み、すべての襟を半分に折ってくけ縫いで縫いつけていきましょう。

6.袖つけ

袖を身頃に縫いつけます。袖の前後左右を確認し、肩山と袖山を合わせてまち針で留めてから本縫いしていきます。縫い終えたら縫い代を半分に折り、もう一度折り込んでからくけ縫いします。

7.紐つけ

最後の工程は紐つけです。長さ約75cm、幅約3〜4cmの紐を2本用意します。袖付の下の開いている部分である「みやつくち」の下側と紐が同じ高さになる位置にまち針を刺します。まち針で留めたら、くけ縫いかまつり縫いで縫いつけましょう。紐の端を衿に縫いつけたら完成です。

【まとめ】世界にたった一枚の浴衣を子供に作ってあげよう!

日本の伝統衣装である浴衣を着ることで、浴衣の持つ魅力や日本の伝統・文化を国内だけではなく、海外や訪日外国人にも伝えることができます。手作りの浴衣はひと針ひと針手作業で仕上げるため時間と労力がかかりますが、子供に世界にたった一枚の浴衣を作ってあげることができます。子供に手作りのオリジナル浴衣を着せ、日本の伝統・文化を受け継いでいけたらすてきでしょう。

参考
当協会について|NPO法人日本ゆかた文化協会
型紙の写し方と布の裁ち方のコツ|All About 暮らし
浴衣の作り方講座はじまります!|子供の着物専門店 アメリカジャポニカ
簡単!子供の浴衣のつくり方!手作りでかわいく♪|がーるずちゃんねる
キッズ用 浴衣の型紙と作り方|MAISONDEAS

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Yukiko Žilinskas

男の子2人のママライター。EQと共感力を高める子育て、非暴力コミュニケーション(NVC)に興味があり勉強&実践中。教育や子育てに関する情報をママ目線でお届けします。