子供を面倒くさく感じたときに気持ちを切り替えるコツ
いくら子供を愛していても、誰のサポートもない状態でこのようなストレスに長期間さらされれば、親も人間なので子育てを面倒に感じる瞬間はあります。それではそのようなときにどうやって気持ちを切り替えていけば良いのでしょうか。ここでは気持ちを切り替えるコツをご紹介します。
完璧を目指さない
まず、おすすめするのは完璧な親を目指さないということです。子供と遊んで、家事も完璧にこなしてと考えていると疲れてしまいます。多少掃除が行き届いていなくても、それが大きな問題となるわけではありません。ご飯もたまには外食や中食で手を抜くという方法もあるでしょう。全てにおいて完璧を目指せば、それだけで息苦しくなってしまいます。
子育ては1ヶ月や1年で終了するプロジェクトではありません。人ひとりが大人になるまでには多くの時間が必要です。その時間全てを全力投球で取り組めば、多くの人はどこかで息切れをしてしまうでしょう。
自分のことを責めない
「子供にイライラして怒鳴ってしまった。なんて、私はダメな親なのだろう」と自分を責めていませんか。いくら子供を愛していても、親も人間です。ストレスがたまって、精神的にまいってしまうことがあるのは当然のことです。そのような場合には自分を責める前に気分転換をしたり、休息をとったりすることが大切です。
例えば、親やパートナーに子供を預ける、外部のサービスを利用するなどして一時的に子育てから解放されてみると良いでしょう。少しでも自分の時間をもち、リラックスできればイライラした気持ちもおさまるのではないでしょうか。
一人で悩まない
「なぜ、子供が言うことを聞いてくれないのだろう。」、「子育てで手がいっぱいで、自分の時間をうまくつくることができない。」など子育てを行っていると悩みに思うことも多いでしょう。そんなときは誰かに相談してみたり、愚痴を聞いてもらったりすると良いでしょう。
一人でもんもんと考えているよりも、自身の悩みや思いを人に聞いてもらうとそれだけで、気持ちが楽になることもあります。
他と比べない
自分の子供を他の子供と比べる。自分の行動を他の親の行動と比べる。これらのような他と比べる行為をやめるようにこころがけましょう。そのためにも、あまり人の目を気にしすぎないことです。他の人から自分はどうつっているのかと気にしすぎると、他者との違いがどうしても気になってしまいます。
他の人の目が気になり、自分自身で頑張りすぎたり子供に無理を強いたりすると、どこかで破綻してしまうものです。まずは、周りの目を気にしない。自分は自分、他人は他人と割り切ることから始めると良いのではないでしょうか。
まとめ
今回は子育てを面倒に感じる理由と、面倒に感じたときに気持ちを切り替えるコツをご紹介しました。子育ては、多くの人は人生で1度か2度しか経験する機会がなく、不馴れなため大変に感じることも多いでしょう。あまり頑張りすぎると、親の方が体や心を壊してしまう可能性もあります。だからこそ、うまく気持ちを切り替えながら、適度に力をぬいて取り組むことが大切であるといえるでしょう。
参考
子育てに疲れてやめたいと思ったときに、気持ちを切り替える5つのコツ|たまひよ
育児には積極的なつもりだったが… 妻がを出た理由|NIKKEI STYLE
超厄介な2~3歳児にイライラしない人の心得 「イヤイヤ期にはちゃんと意味がある|東洋経済ONLINE
これが、子育て中の親が想像を絶するほど疲れちゃう理由です。|HUFFPOST
他人と「比べる病」が親子にもたらす深刻な影|東洋経済ONLINE