ファミリーカーに軽自動車を選ぶ際の留意点
ミニバンをファミリーカーとして利用するデメリットは次の通りです。
- 子供が1人の場合は、車内が広すぎる。
- 車体が大きいので小回りがきかない。
- 燃費が悪い。
- 車両価格が高い。
比較的購入価格と維持費が安く、小回りが利く軽自動車をファミリーカーとして選択する家庭もあるでしょう。
現在日本では軽自動車は販売台数ランキングでも上位に数台入っており、軽自動車は人気です。しかし、軽自動車をファミリーカーとして選ぶ際にはいくつかの留意点があります。
- 骨格がミニバンほど丈夫ではないので、事故時の安全性に懸念が残る。
- スーパーハイトワゴンは車幅に対して車高が高いので、衝突事故時に横転しやすい。
- 全長340cm以下×全幅148cm以下×全高200cm以下という法律の範囲内で作られているため、イメージほど広くない。
- 最大乗車定員数は4名までに制限されている。
- 経年劣化での耐久性に問題がある。
- 乗り心地はミニバンに劣る。
軽自動車は、乳幼児がいる家族のファーストカーとしておすすめです。近年は安全支援装置が充実している軽自動車も販売されていますので、子供の命をしっかりと守れる一台を選びましょう。
中古車は安全性や機能面で問題はない?
家族は、子供の誕生や巣立ち、祖父母との同居などのさまざまな理由で時間の経過とともに変化します。そのため、車に求める条件や使用目的も変化していくため、中古車をお得に購入してタイミングごとに買い換えるのもいいでしょう。
中古車は車によって、オプションがついている場合があるので、機能面が充実している可能性があります。しかし、自分の好きなようにカスタマイズしたい場合は、カー用品店でアクセサリーを購入しましょう。
また、中古車を購入するときに気になるのが、安全性の問題です。
近年、車の性能は急激に向上しており、走行距離が多くても壊れにくくなっていると言います。とはいえ、中古車は新車に比べると安全性に不安が残ります。下記参考では、中古車のデメリットとその回避の方法まで詳しく解説していますので、中古車の購入を検討しているご家庭は参考にしてください。
参考
中古車のデメリット/購入・使用におけるリスクを徹底解説|ナビクルcar
まとめ/使用条件をはっきりさせて選ぼう
ファミリーカーに選ぶ車種は、まず、使用目的をしっかりと捉えてから選ぶようにしましょう。そうすることで、家族にとって譲れない条件や、必要のない条件をしっかり把握することができます。
また、「今」だけではなく「将来」を見据えて購入する必要もあります。自動車検査登録情報協会が公開している「平成29年の車種別の平均車齢推移表」によると、乗用車の平均車齢は8.53年といいます。8年というと、0歳だった子供は小学校2~3年生(8歳)になり、小学校4~5年生(10歳)だった子供は高校3年生から大学1年生(18歳)になるほど長い期間なのです。家族構成が変わったり、家族の遠出の仕方も変わることを十分に考えて8年間乗り続けられる車を選びましょう。
家族の安全と快適なドライブがかなうような一台とめぐりあえることを願います。
参考
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平成29年の車種別の平均車齢推移表|一般財団法人 自動車検査登録情報協会