やる気を引き出すヒントになる、おすすめの3つの書籍
「やる気を引き出す」ヒントが欲しい方におすすめなのが、それに関連した書籍を読んでみることです。この章でご紹介する書籍は、テレビの情報番組のコメンテーターが手掛けているのが特徴です。読みやすく、読み終わったらすぐに実践できる内容となっています。
学年ビリのギャルが１年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
通称「ビリギャル」で大ヒットした坪田信貴氏の著書です。名古屋で塾を経営する1人の教師と、学校でも劣等生扱いされ、やる気をなくした金髪の女子高生・さやかが二人三脚で慶応大学合格へ向けて奔走した心温まるストーリー。坪田氏のプラスの声かけで、さやかの成績は上がり、それとともに表情が生き生きとしていく様子が描かれています。2015年には、伊藤淳史さんと有村架純さんの出演で映画化されました。
「やる気」を育てる!～科学的に正しい好奇心、モチベーションの高め方
「ホンマでっか!?TV」（フジテレビ系列）に出演の心理学者・植木理恵氏が手掛けた著書の一つです。やる気が出ないのは自分のせいではなく、やる気の出し方を教わる機会がなかった、知らなかったということに言及。心理学研究の側面と植木先生のこれまでのカウンセリングの経験を踏まえた、効果的なやる気の育て方が記されています。口コミ情報だと、難しい言葉がなく読みやすいという声も挙がっています。
バクノビ 子どもの底力を圧倒的に引き出す339の言葉
先述した「ビリギャル」を手掛けた坪田氏が、2017年に出版した著書です。「やればできる」がやる気を失う、IQではなくEQ（＝心の知能指数）を伸ばす……などといったインパクトのある339の名言が凝縮された内容になっています。いつも子供にかけている言葉が、実は子供にとっては逆効果だったということも……。この本を読めば、中学生の子供のやる気を出させる手がかりが見つかるかもしれません。一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
中学生になると勉強の仕方なども変わり、やる気がある子とそうでない子の差が顕著に出てきます。なかなかやる気を出せない子供に関しては、目標設定を明確にしたり、勉強環境を整えたりすることで、やる気を引き出すよう努めましょう。さらに普段から子供の個性を受け入れ、プラスの声かけをするとやる気アップにつながります。
また、やる気を引き出すヒントになる書籍を読むことで、日ごろの子育てにおいて参考になることもあるので、読んでみることをおすすめします。
今回の記事でご紹介したやる気を引き出すポイントは、日常生活の中ですぐ実行できることをピックアップしてみました。子供の様子をチェックしながら、最適な方法でやる気を引き出してあげてください。
参考
『ビリギャル』坪田先生が語る「やる気を引き出す親」 [学習・勉強法]｜All About
「自ら勉強する子」にするために親ができることとは？＜佐藤ママ×河端学院長 特別対談＞ 頭のいい子は「習慣」で育つ｜ダイヤモンド・オンライン
佐藤ママが教える新学期成績アップのコツ 親は子どもの教科書を全部読んで！ (1/2) 〈週刊朝日〉｜AERA dot.(アエラドット)
やる気が出ない思春期の中学生は、親の声のかけ方で変わる！｜ベネッセ教育情報サイト
子供が見違える「短い声かけフレーズ10」 (3/4)｜プレジデントオンライン
子どものやる気に”着火”させる2つの方法｜ぐんぐん伸びる子は何が違うのか？｜東洋経済オンライン
