中学生に彼氏はいる?子供のリアルな恋愛事情と良い恋愛に促すコツ - cocoiro(ココイロ) - Page 3

子供の恋愛についてパパやママはどう思っている?

7割以上のパパやママは子供の恋愛に賛成

子供が恋愛をすることについては、親からの意見はさまざまです。実際に子供を持つ親御さんは、子供の恋愛についてどのように考えている人が多いのでしょうか?

2012年に、小学校5年生~大学1年生の子供を持つ保護者1,478名を対象に、ベネッセによるインターネット調査が行われました。

その調査の中の「お子さまの男女交際や恋愛を、応援したいと思いますか?」という問いに対して、次のような結果が出ました。

(参照元:どこまでご存じ!? お子さまのバレンタイン&恋愛状況|ベネッセ教育情報サイト

実に7割以上の親御さんが、子供の恋愛を応援したいと回答しています。

子供の恋愛を応援したいと思う理由には、

  • 恋愛をして他人と交際をすることで、自分とは違う価値観に触れる機会になる
  • 自分が子供のころ、親に恋愛を応援してもらったから、自分も子供の恋愛を応援したい
  • 他者との交際は自分と異なる価値観に触れる機会になるから
  • 自分が子どものころに恋愛をしたときに母が応援してくれたから、今度はわたしが母親として子どもの恋愛を応援したいと思います

など

(引用元:どこまでご存じ!? お子さまのバレンタイン&恋愛状況|ベネッセ教育情報サイト

といったものがありました。子供の恋愛を肯定的に感じていて、応援したいと感じている親御さんが多いようです。

もちろん「素直に応援できない」という意見も

調査結果からも分かるように、約3割の親御さんは子供の恋愛を応援できないと回答しています。その理由としては、

  • 学生時代は勉強や運動などに専念してほしい
  • 恋愛をするのはまだ早い
  • 息子の学校は中高一貫の男子校で、普段、同世代の女の子と話す機会があまりありません。そのため、これから大学に入って、恋人をつくれないのではないかと心配です
  • 娘が恋愛にまったく興味がなさそうなこと。部屋は散らかりほうだいだし、平気でおならはするしと、年頃の女の子とは思えません
  • 恋愛ばかりに気をとられて、勉強がおろそかにならないかと心配しています

など

(引用元:どこまでご存じ!? お子さまのバレンタイン&恋愛状況|ベネッセ教育情報サイト

といった声が多数ありました。

また、「恋愛そのものに対しては応援できても、体の関係が心配」といった、恋愛そのものは賛成だが100%応援できない、という声も聞かれました。

中学生のうちは、親が介入して子供を守らなければならない部分が多くあります。勉強など、恋愛以外でしなければならないことも多いでしょう。

それらの事情を踏まえたときに、中学生から恋愛をさせるのはまだ早い、中学生の恋愛は危ういのでは? と感じている親御さんも多いようです。

終わりに

当記事では、中学生の恋愛事情や恋愛を健全に進めさせる方法、子供を持つ親御さんの意見についてご紹介しました。

恋愛は素晴らしいものですが、中学生という年ごろには勉強や運動としっかり両立をしてほしいし、理性を持って楽しんでほしいと感じている親御さんは多いようです。肉体的にも精神的にも、まだまだ心配なところがたくさんあるのでしょう。

中学生の恋愛を健全な方向に導きながら見守るには、子供とのコミュニケーションが大切です。子供との楽しい会話の中で、少しずつ子供の心を理解できるようにしていきましょう。

参考

青少年の性行動 わが国の中学生・高校生・大学生に関する第8回調査報告|日本性教育協会 JASE

どこまでご存じ!? お子さまのバレンタイン&恋愛状況|ベネッセ教育情報サイト

10代女子の恋愛観についてアンケート。約9割が「告白されたい」と回答。|マイナビティーンズラボ

性教育、家庭でどう伝える? 機会逃さず、親も知識を|朝日新聞デジタル

中学生の恋愛 パパ・ママの本音は?|ママテナ

この記事をかいた人

yukiyo_ito

"東京都在中のライター・ブロガー。大学卒業後、一般企業で勤務したのち音楽関係の仕事に転職。音楽漬けの生活をしていたが、出産を機に一時休業。現在は子育てをしながら、教育・育児・美容・音楽関係の記事を執筆中。 趣味はボーカル・音楽鑑賞・作詞作曲・楽器演奏・食べ歩き・人間観察など。最近は娘や夫の成長(!?)もよく観察しています。 休日はなるべく外に出て引きこもりを解消。家族と一緒に散歩をするのが小さな幸せです。"