子供の精神疾患へのサポート方法
精神疾患の子供に対するサポートの方法は、1人1人異なります。それは、精神疾患の症状が異なるのと同じで、ごく自然なことです。そこで、ここでは親ができるサポート方法を大きく3つに分けてご紹介します。
身近な人の声かけで安心感を
精神疾患を抱えている子供の多くは、強い不安や恐怖を感じていることが多いです。アプローチの仕方はさまざまですが、安心感を与えるという考え方はとても大切なポイントになります。
まずは、お子さんの症状を主観ではなく客観的に理解しましょう。そうすることで、お子さんを取り巻く環境をどのように変えたらいいのかや、どのような声かけや態度をとればいいのかも正しく理解することができます。
誰よりも困っているのはお子さんだということを念頭に置いて、安心感を与えられるようにサポートしてあげてください。
こころの健康センターなど地域の相談先を活用する
場合によっては、親だけ、家族だけでは十分なサポートができないこともあります。特に、責任感の強い親御さんほど、1人で抱え込んでしまいがちです。そうすると、親御さんや家族が疲弊してしまう可能性があります。
そこで大切なのは、相談できる公共の窓口や専門家とつながっておくことです。連絡先を知っておくのはもちろんですが、一度窓口の人に相談して顔見知りになっておくだけで精神的に安心できます。専門機関ともつながっているので、より適切なサポートをしやすくなるでしょう。
児童・思春期精神科に通う
お子さんが精神疾患かもしれないと思ったら、児童・思春期精神科に行って専門家の意見を聞きましょう。1人で抱えないでください。お子さんにとっても、適切なサポートをしてあげた方が不安が和らぐはずです。
いきなり精神科に行くのはハードルが高いと思う方は、先にご紹介した「こころの健康センター」などの公共の窓口に相談することをおすすめします。
まとめ
子供が精神疾患かもしれないと思ったら、家族だけで抱えるのではなく、学校の先生に相談したり、公共の相談窓口に相談したり、児童精神科に行ってみたりすることをおすすめします。精神疾患は、目に見える病気ではないだけに、アプローチの方法に型はありません。お子さんが一番困っていることを忘れずに、最適なサポートができるように行動してあげてください。
参考
こどもの心の病気について|横浜市立大学児童精神科
児童精神科のご案内|和光病院
地域にある相談先|厚生労働省
児童・思春期精神科|東京都立小児総合医療センター
精神疾患[せいしんしっかん]Q&A|子ども情報ステーション
病気や障がい|子ども情報ステーション
広汎性発達障害とは?自閉症スペクトラムとの違い、原因と症状、診断、受けられる支援を紹介します。|LITALICO仕事ナビ
自閉症について|厚生労働省
『パニック障害』と『適応障害』|医療法人社団慶神会武田病院
強迫性障害|厚生労働省