子供の精神疾患とその特徴!親が考えるべき3つのサポート方法!

心の病気ともいわれる精神疾患は、1人1人へのサポート方法が異なります。ただ、ある程度症状によって特徴を知ることができます。今回の記事では、子供に見られる6つの精神疾患の特徴を分かりやすく解説し、親ができる子供へのサポート方法を3つご紹介します。悩みを変化させるには、何かしらアクションすることが大切です。この記事が、次のアクションへのヒントになれば幸いです。

児童・思春期に見られる精神疾患と特徴

心の病気ともいわれる精神疾患は、脳の働きが不調になる病気です。人は、脳の働きによって行動したり、考えたり、感じたりします。脳の働きの中でも、精神に関わるネットワークが不調を起こすことで、妄想や幻聴、強い不安、感情のコントロールが利かないなどの症状が出てきます。

まずは、児童期や思春期に見られる4つの精神疾患の特徴をご紹介します。注意していただきたいことは、子供によって症状は個性があるということです。そのため、ここでご紹介する特徴はあくまで参考にして、専門家の意見をきちんと聞くようにしてください。

統合失調症

統合失調症は、100人に1人弱がかかる病気です。発症する年齢は、男性で18歳~25歳、女性で25歳~35歳といわれており、回復のためには早期発見が大切な病気です。

主な症状は、「幻覚や妄想」「生活の障害」「病識の障害(自分自身が病気であることを気づくことができなくなる)」の3つに分けられます。前兆の特徴には、焦りと不安感・感覚過敏、集中困難、気力の減退が挙げられます。下記のような症状がある場合は、精神科へ相談することも視野に入れて経過を見るようにすることをおすすめします。

  • 暗い感じがする
  • 自分が自分じゃない気がする
  • 悪口を言われている気がする
  • 漠然とした不安がずっと続く

参考
統合失調症|厚生労働省

パニック障害

パニック障害は、激しい不安を感じる障害の1つです。パニック障害には3つの特徴があります。

1つ目は、短時間に動悸や冷や汗、手足の震え、吐き気、めまい・ふらつきなどの症状が出るパニック発作です。2つ目は、パニック発作が起こることを恐れて、不安を募らせていく予期不安です。3つ目は、広場恐怖で、7~8割のパニック障害の患者さんが広場恐怖症になるといわれています。

広場恐怖症は、パニック発作がいつ起こるか分からない不安から、発作が起きたときに逃れられない場所や助けを求められない1人だけの場所を避けるようになることです。具体的には、トンネルやエレベーター、地下道、窓のない閉鎖的な空間、屋上などの高所、自宅で1人だけになることなどです。

強迫性障害

強迫性障害は、思春期から青年期にかけてなりやすい精神疾患です。強い不安や強いこだわりによって、日常生活に支障が出てしまうのが特徴です。

意志に反して頭に浮かんでしまって払いのけられない考えを強迫観念、ある行為をしないでいられないことを強迫行為といいます。たとえば、不潔に思えて過剰に手を洗う、戸締りなどを何度も確認せずにはいられないといったことがあります。

(引用元:強迫性障害|厚生労働省

家を出た後に戸締りが気になった経験は多くの人がありますが、度を越して気になっているようであれば強迫性障害の可能性があります。

うつ病

うつ病は、大人でも子供でもなる病気で、日本では100人に3~7人いるといわれています。症状の特徴は、何をしても楽しめなかったり、食欲がなかったり、朝早くに目が覚めてしまって眠れなかったり、死にたくなったりする場合もあります。

子供の場合は、うつ病が原因で不登校になったり、自分に対して否定的になってしまったりすることがあります。治療法は人によって異なりますが、精神療法や薬物療法などが代表的です。

参考
うつ病|厚生労働省