世界トップレベル!シンガポールの教育制度と教育移住後の選択肢! - cocoiro(ココイロ) - Page 2

移住した場合の選択肢~小学校~

シンガポールは、学校教育の面でとても魅力的です。日本人がシンガポールで通える学校は大きく分けて3つあり、どの学校に通えるかは条件によっても異なります。もしシンガポールに移住した場合、どのような学校に通えるのかをご紹介します。

日本人学校

一時的にシンガポールに移住している日本人や、先々日本に帰る予定のある日本人は、ほとんどが日本人学校に通います。基本的に日本語で授業がされていて、日本と同じカリキュラムで授業が進められているため、一時的な移住の場合には日本人学校が適しています。また、現地で使われる英語の授業も多く取り入れられています。

インターナショナルスクール

インターナショナルスクールでは、個性を伸ばしていくスタイルのところが多いため、子供がのびのびと成長していける環境で教育を受けさせることができます。母語として日本語を教えてくれる学校もありますが、基本的に英語で授業が行われます。そのため、先々日本に帰る予定がある場合には将来日本で困ることも予想されます。また、学費は他の学校と比べて高額になります。

ローカル

レベルの高い教育を行っているのは、やはりローカルの学校です。永住権所得者はローカルの学校に通わせるという選択肢もありますが、外国人がシンガポールのローカルの学校に入り込むのは、条件的にも厳しいですし、言葉や学習の遅れから子供の心理面でも厳しいと言えます。また、シンガポール人か、永住権所得者か、外国人かなどで学費も変わってくるようです。

まとめ

シンガポールには、教育熱心な親と、高い目標に向かう子供たちの姿があります。世界トップレベルのこの国に飛び込み、子供に教育を受けさせてみたいと思う方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

また、シンガポールの教育に希望が見える方、不安に思う方などさまざまいるとは思いますが、まずは子供にどんな風に育ってほしいのか、またどのように子供の力を伸ばしていくのかを、子供と一緒に慎重に考え、教育環境を選ぶことをおすすめします。

参考

シンガポール「世界一の教育」に対する誤解と現実 PISA1位?競争が激しい?教育移住はありか?|ヤフーニュース
シンガポールの教育制度と、教育レベルについて|シンガポールで本気でビジネス
シンガポールの教育制度の全体像から特徴|世界雑学ノート
シンガポールと日本の教育、5つの大きな違いとは?現地のママ先生に聞きました!|受験ジャパン
シンガポールの教育制度や費用に関する最新情報!|ラフィフル
シンガポール|海外教育情報サイトSPRING
シンガポールの小学校、日本人・ローカル・インターのすべて|ラフィフル
シンガポールの幼稚園に関する最新情報!|ラフィフル

この記事をかいた人

katsu

オランダの小学校で教員になるために、オランダに移住した元小学校教員。「ひとりひとり違った形や色があって、それがいい」と考え、イエナプランを取り入れた学級づくりや授業づくりに取り組む。ファーストキャリアは旅行会社!「教育」と「旅」をライフワークに、フリーライターとして活動中。Twitterで毎日オランダの教育ニュースを発信中!
Twitterアカウントはこちら