世界トップレベル!シンガポールの教育制度と教育移住後の選択肢!

シンガポールにはたくさんの有名スポットがあり、いろいろな国の文化が詰め込まれています。シンガポールに訪れた人々の中には、「シンガポールに移住したい!」と考える人も少なくないようです。また、シンガポールは国としての魅力だけではなく、教育にも注目が集まっています。

今回は、TOEFLスコアはアジア1位、学力到達調査PISAでも1位という世界トップクラスの人が集まる国シンガポールで、どのような教育制度がとられているか、また教育移住後にどのような選択肢があるのかをご紹介していきます。

シンガポールの教育制度

シンガポールの教育制度は、かつてはイギリスの影響を受けていましたが、今では独自の教育制度がとられています。まずはどのように進学していくかを、就学前、義務教育、義務教育後の大きく3つに分けてご紹介します。

就学前

シンガポールでは、就学前にプレスクールへ通わせることができます。義務化はされていませんが、レベルの高い教育を行っているところも多いですので、子供をプレスクールに通わせている親もたくさんいます。プレスクールの中には、ローカル幼稚園・保育園、インターナショナルスクール、日系幼稚園の3つの選択肢があります。

ローカル幼稚園・保育園

ローカル幼稚園は、どこもレベルの高い教育を行っているのが特徴です。1月からスタートとなっています。英語、母語、算数、の3つを主に学習し、母語は中国語、マレー語、タミル語などですが、幼稚園によっては日本語を選べるところもあります。子供を預けられる時間は、だいたい午前9時~午後5時までとなりますが、延長保育などができるところもあり、子供をあずけられる時間は幅広く、働いている親にはありがたい仕組みとなっています。

インターナショナルスクール

インターナショナルスクールは基本的に英語での授業を行っていますが、第二言語を選択できるところもあります。学年の始まりは8月または1月のスタートとなっており、子供を預けられる時間はだいたい午前8時~午後1時までと比較的短いです。また、費用が高いので、経済的に通わせにくい点もあります。

日系幼稚園

日系幼稚園は、先々帰国する予定のある子や日本人学校へ進学する子向けの幼稚園です。日本語での授業やコミュニケーションが中心ですが、英語をする幼稚園もあります。日本と同じように、学年の始まりは4月からとなります。子供を預けられる時間は、だいたい午前9時から午後3時までです。

ローカル幼稚園・保育園は4歳からのスタートですが、インターナショナルスクールや、日系幼稚園では2歳頃から就学前の6歳まで受け入れている場合もあります。

義務教育

シンガポールに義務教育制度が取り入れられたのは2003年と、かなり最近のことです。しかし冒頭でも触れたように、シンガポールはかなりレベルの高い教育がされていることが分かります。現地の公立学校では、7~12歳までの6年間が義務教育となっており、英語、母語、算数の習得が目的とされています。それ以外にも、自分の得意科目を選んで伸ばせるのです。

義務教育以降の選択肢

義務教育後は、試験の結果により大学進学を目指したり、専門学校や職業訓練校などに通ったりすることがあるそうです。

大学に進学する場合は、Secondaryという4~5年の中等教育を受けます。Secondary卒業時には試験を受け、その成績次第で大学進学準備コース(Post Secondary)に行けるかどうかが決まります。Post Secondaryでは1~6年間、大学進学に特化した学習をしていきます。どの大学に進学できるかは、やはりPost Secondaryでの成績次第です。

シンガポールと日本の教育の違い

明確な教育目標

小学校の卒業時にはPSLEという試験を受け、その成績次第で大学進学か技術系の学校へ行くのかが決まります。競争率も高いため、大学進学を考えている家庭はとても教育熱心です。OECDの資料によると、クラスのトップでいたいと考える子供は8割以上で、親だけでなく子供自身も小学校のうちから大学進学という高い目標を持って学習をしています。

学ぶ意味を考えさせる授業

日本では、学習をする際に決まったものを淡々とこなしたり、他人に言われたからやったりする様子がよく見られます。しかし、シンガポールの多くの学校では、なぜその学習をするのか、その学習をして何に向かうのかというのをいつも明確にしています。これから学ぶことは、自分にとってどのような意味があるのかを常に考えさせられる授業がされています。

自己肯定感を高めるアプローチ

日本では、周りと同じであることに価値を見出すことが多くあります。しかし、シンガポールでは他の子と同じことばかりをするのではなく、自分の好きなことや得意を伸ばしていけるような教育がされています。就学後は決まった教科だけでなく、自分の好きな教科を選んで個性を伸ばして自身をつけ、自己肯定感を高めていくことができるのです。

また、子供が何かを達成したり解決したりしたときに、褒めたり共感したりしてあげることが自然とできる環境が学校や家庭にあります。もし何か上手くいかなかったときも、「惜しかったね」というネガティブな声かけではなく、「よくこんなにできたね!」というポジティブな声かけをすることで、子供は「勉強が楽しい!」と次の目標を持って学習していくのです。