【高校受験】中学英語のおすすめ勉強法!分野別にわかりやすく解説 - cocoiro(ココイロ)

高校受験の中でも重要な教科である英語。苦手意識のある子もいますが、ステップを踏みながら勉強すれば、実力は身についていくものです。高校受験の英語の勉強の仕方を「受験英語の特徴・英単語・英文法・長文読解・英作文・リスニング」に分けてご紹介します。

高校受験「英語」の特徴は?

高校受験の英語の入試問題では、「リスニング」「長文読解」「英作文」「パンフレットや資料を読み取る問題」などが出題されます。実際に出題される問題の傾向やレベル、配点比率などは、受験する都道府県や学校により異なりますが、どの入試においても共通して言えることは、英語に関する幅広い知識や技能が求められているということです。

学校教育における英語の学習は、中学校から始まることが多いため、主に中学1年生から中学3年生までの学習内容から出題されます。中学1年生ではアルファベットからはじめ、中学校1年生の後半には文法について学び始めます。一般動詞の活用や三単現の「s」など、英語の文法の基本的な考え方を身につけることが必要になってきます。そして、実際の入試試験では、中学1年生で学習する内容をベースに、中学2年生で学習する文法が大きな得点源となってくるでしょう。

高校受験の英語に向けて、中学1年生では単語量を増やし、中学2年生では文法の理解とその活用ができるようにし、中学3年生では読解やリスニング、英作文などのより実践的な問題演習をする、という段階的な学習を進めることで、英語は決してとっつきにくい難しい教科ではなくなると考えられます。

一方で、受験まで時間があるからと中学1年生での単語や基本文法の理解を怠ると、入試問題で多くの人が安定的に得点していくポイントを把握できなくなり、点数が安定しなくなってしまいます。英語はコツコツ進められるようにサポートしてあげましょう。

基本は「英単語」と「英文法」

冒頭でも述べたように、高校受験に向けての英語の基本は「英単語」と「英文法」を覚えることです。単語と文法が分からなければ、長文読解もリスニングの問題も解くことがができません。まずは基本的な単語と文法を覚えましょう。

単語カードを使う

単語を覚えるのなら、市販で販売されている英単語や英熟語、英文法の問題集を購入しましょう。高校受験で「よく出題されている」と評価のある単語帳や問題集はうまくまとめられていて、効率よく覚えやすいでしょうい。

ノートに淡々と書いて覚える方法もありますが、それだけでは覚えにくいもの。ノートに書くのに加え、単語カードを自分で作成しましょう。単語カードを購入し、表に英語を、裏に日本語訳を書きます。

単語帳を使用する際は、まず英語を発音しながら読みましょう。目だけでなく、耳や口を使うことで記憶に定着しやすくなります。英単語を見ながら日本語訳を言う、反対に日本語訳を見ながら英単語を言うようにすると、さらに覚えやすくなります。

既に覚えたものは、1枚ずつ抜いていきましょう。覚えられないものだけ暗記すればいいので、効率もアップします。

派生語を覚える

たとえば「act(行動する)」→「active(活動的な)」というように、派生語を覚えていきましょう。英単語もつながりを意識すると覚えやすくなります。

例文で覚える

英文法は英語学習の軸です。英文法を理解していれば、文法問題はもちろん、長文読解、英作文、リスニングでも内容が理解でき、問題が解けるようになります。

英文法の場合は、例文と一緒に覚えましょう。例文を読みながら、どの位置で、どのように使用されているか、確認します。英文法は単語の並びはもちろん、文中でどのように使われているかを把握することが大切です。